fx初心者さんのやるべきことはまずはfxのトレードに慣れることだと思います。
慣れてくればくるだけ疑問が生じてくるのではないでしょうか?
疑問が生じれば解決しないと気持ちも悪いだろうし成長も若干遅れます。
疑問の解決に役に立つのが用語だったりします。
用語を知っていればすぐに調べることもできるし、何かしらの手掛かりになることだってあります。
今回はfx初心者さんが知っておいた方がいいだろうなあと思えるものをピックアップしてみました。
実際に覚えておいた方がいい用語はまだまだあるのですが、ぶっちゃけ用語はfxのトレードをやっていれば自然と覚えていったりするものなので頑張って覚えるようなものでもないかなとも思います。
今回はレバレッジ、スプレッド、スワップポイントという様な実際にはそこまで知っていても普段はあまり使わないような言葉は省いています。
レバレッジはてこの原理で少ない資金で大きなトレードができるというくらい覚えていればfx初心者さんであれば問題はないかなと思います。
スプレッドは売り値と買い値の差額、スワップポイントは2国間の金利差によって発生する利益のことくらいと覚えていればいいのではないでしょうか。
熱心なfx初心者さんはfxのサイトもチェックしていると思うのでそこに出てくる用語くらいは知っておいた方がいちいち調べていると時間がかかってしまうのでもったいないです。
何度も見ていればだんだん覚えると思うし別に誰かに説明するわけでもないと思うので最初から気合を入れてガッツリ覚える必要はないですよ。
インジ編
・レジスタンスとサポート
ここで反発の可能性のあるポイントのことで通常チャート上ではラインで表示したりゾーンで表示したりし、レジスタンスが上部に表示されサポートが下部に表示される。
・オシレーター系とトレンド系
オシレーター系は基本的にサブウィンドウに表示されるインジが多い、トレンド系のインジはメインチャートに表示されることが多い。
オシレーター系の代表的なインジはRSIやストキャスティクスで買われ過ぎや売られ過ぎを知るのに便利なインジで、トレンド系の代表的なインジは移動平均線やボリンジャーバンド、一目均衡表などがあります。
MACDやボリンジャーバンドがオシレーター系として紹介されているサイトもあるようですがトレンド系のようです。
・ダマシ
エントリーサインのインジでよく使われることの多いダマシ、この言葉の通り機能しないエントリーサインのことでレンジ相場の時にダマシが出る傾向にあるようです。ダマシを回避するには他のインジとの併用で分析するしか方法はないかなと思います。
・ゴールデンクロス(GC)とデッドクロス(DC)
移動平均線やMACDなどでよく使われるゴールデンクロスとデッドクロスはチャートの下の方でラインが交錯する時がゴールデンクロスで買いのチャンスの時が多く、チャートの上の方でラインが交錯する時がデッドクロスで売りのチャンスのときが多い。MACDの棒グラフのようなものをヒストグラムといいます。
これも必ず買いや売りのチャンスというわけではないので他のインジとの併用で分析をする必要があります。
ファンダメンタルズ分析編
・FOMC
Federal Open Market Committee(連邦公開市場委員会)の頭文字をとったもので、アメリカの金融政策を決定する会合のこと。FRBと混合しないでくださいね。FRBはFederal Reserve Board(連邦準備理事会)でアメリカの中央銀行はFRB。
ちなみにEUの中央銀行はECBでEuropean Central Bank(欧州中央銀行)でイギリスの中央銀行はBOEでBank of England(イングランド銀行)です。
・雇用統計
先日の雇用統計では珍しく動きのあったというか驚きの結果だったのですが、fxで雇用統計といえばアメリカの雇用統計を指すことが多く非農業部門雇用者数を毎月第一金曜日に発表する注目度の高い指標発表のひとつ。ADP雇用統計と間違わないでくださいね。
・クジラ
大口の投機筋のことをいいます。クジラ同士の戦いが起こることもありその場合決着がついた方向へとトレンド転換をすることもあります。
ちなみに個人トレーダーのことを鰯というそうです。しかも鰯には2種類あり、素人鰯と玄人鰯なんだそうです。クジラの餌になるのは素人鰯の方なのでfx初心者さんは気を付けてくださいね。
・経済指標
各国が発表する経済活動状況を表す統計データのことをいい、注目度の低いものから非常に高いものまであります。市場予想値が出ていることが多いので指標カレンダーが出ているサイトをチェックする癖を付けてくださいね。
相場編
・サマータイム
今まではヨーロッパとアメリカがサマータイムを導入していましたが今年限りでヨーロッパはサマータイムの導入を中止するそうです。
ヨーロッパのサマータイムは2021年03月28日(日)から2021年10月31日(日)まで、アメリカのサマータイムは2021年03月14日(日)から2021年11月07日(日)のようです。国内のfx会社からお知らせも来ると思うので暗記する必要はありませんよ。
・レンジ相場とトレンド相場
トレンド相場はfx初心者さんにとっても比較的わかりやすい相場なのかなと思います。流れが上か下かと明確にわかるからなのですが、レンジ相場というのは案外わかりづらいものなのです。この値幅内で動いているのであればレンジ相場という様な基準がないので場当たり的に判断していくしかないように思います。
上値と下値が何となく決まっていて相対的に横に動いていけばレンジ相場と判断していいと思います。値幅が狭いと判断しやすいのですが値幅が出ていると判断が難しくなります。
・アノマリー
理論的に説明できない相場の変動の様子を指す言葉でfx初心者さんはそういった傾向にあるという風に捉えていればいいのかなと思います。fx アノマリー等といった検索ワードで調べてみるかfxアノマリーカレンダーという様な書籍も出ているようです。ジブリの呪いとかジブリの法則と呼ばれている現象もアノマリーに入るようです。
・コアラとキウイ
fx関連の掲示板などにでてくるコアラやキウイとはコアラはオーストラリアドルを指し、キウイはニュージーランドドルを指します。キウイに感じてはフルーツなのか鳥なのかはわかりません。
エントリー編
・必要証拠金
デモトレードでは関係ないのですがリアルトレードではこの必要証拠金は気になる項目のひとつになります。勝っていれば気になることは少ないと思いますが負けている時にはかなり気になる項目になります。必要証拠金はチャートに表示されていて最低限必要な証拠金のことをいい、有効比率というのがメチャクチャ気になってきます。
・ロスカット
損切りされること。
負けが続くと必要証拠金が減って有効比率が下がってしまってある数値まで来てしまうと強制ロスカットされてしまいます。国内のfx会社で基準があるようなので調べておいた方がいいです。
・成行注文と指値注文
成行注文は手動で注文を入れることで、指値注文はあらかじめしてしておいた数値にローソク足が来たら自動で注文を入れる仕組みののことまたは名称。成行注文でも指値注文でも損切り設定は必ず入れるようにしてくださいね。
・ポジション
エントリーしてまだイグジット(利確:利益確定または約定)していない状態のこと。fx初心者さんは長く持ち過ぎないようにしてくださいね。
・スリッページ
イグジットする時には決済注文を入れて利確するのですが、その時にズレ(指定したレートと実際に約定したレートに差が生じてしまう)て決済されてしまうこと。約定スピードが重要になってきます。
・ロングとショート
ロングは買いでエントリーすること、ショートは売りでエントリーすることで、買いの場合イグジットするまでに長くかかる場合が多く、売りの場合はイグジットするまでにそこまで時間がかからない場合が多い。
まとめ
今回はfx初心者が覚えていた方がいい用語と題して記事を書きました。
普段あまり使わないと思う言葉は基本的に省きました。
実際にトレードする時に知っていた方がいいかなと思える用語を選んでみました。
他にも用語はたくさんあるのですが、fxのトレードの勉強を続けていれば覚えていくのかなと思うので用語の暗記に躍起になる必要はないかなと思います。
知らないよりは知っていた方がいいには越したことはないのでいつかは覚えてくださいね。
投稿者プロフィール
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plankam ぷらんかむ
FX歴は、ざっと10年くらいでしょうか、コツコツと続けてきています。
もともと政治や経済のことが好きで、FXへの興味もあったので続けてこられているのではないかなと思います。
基本的にはテクニカルに比重を置いてチャートを見ています。
FXを始めた頃は、失敗の連続でしたが、その失敗のおかげでこのブログを書き続けられているのかなと思えば、過去の失敗もそんなに悪いことではなかったのかなと、最近は思えるようになってきました。
たまたま運が良かっただけだとも感じているので、FX初心者さんにはほどほどの失敗の方がいいだろうなあと考えると、こんな道しるべがあってもいいんじゃないかなと思っています。
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