昨日は、ドル円相場、ユーロドル相場、ポンド円相場と豪ドル円相場のことを書いていったのですが、改めてこうやって各相場をfx初心者さんの目線も気にしながらみていったら、ふとちょっとした疑問が湧いてきました。
最近の各相場の動きって、fx初心者さんにとってはとても入りにくいのではないかなということです。
もうすでに流れは出来てしまっていて、何処から入ったらいいのかわかりづらいと感じている人もいるのではないかなと思いました。
流れが出来てしまっている場合、心配はこの流れがいつまで続くのかがわからないのでエントリーを躊躇してしまったり、一旦どこかで下がって(上がって)下がりきった(上がりきった)ところで入りたいと考えていたのにマイナス方向へは少ししか動かなくってエントリー出来ないでいるというケースもあるのではないでしょうか。
確かにわかりづらいと思いますが、それって、チャートの見方がトレンドフォローの手法の見方になっているのではないかなとも思えてしまいます。
ボリンジャーバンドやその他のラインなどにあたって少しマイナス方向へ動く時がありますが、そこでスキャルピングの方法を思い出してください。
基本的にはエントリータイミングは1分足でみますよね。
もちろん、たくさんの練習が必要になりますが、今こそデモトレードでの練習がやりやすい時でもあると思いませんか。
そうはいっても、まだ不安があると思う人もいると思うので、基本的には5分足チャートでのfx初心者のための最近の相場の入り方の提案をしていきたいと思います。
RCIで判断してみる
まずは、簡単にRCIの説明から、RCIは、Rank Correlation Indexの頭文字をとったもので、買われ過ぎや売られ過ぎを感知してくれるオシレーター系のインジです。
有料インジと無料インジがあって、最初は無料インジでもいいのかなと思います。
無料インジで検索する場合は、MT4 RCIという検索ワードで検索するとたくさん出てきます。
3本ラインとか2本ラインという文字も沢山出てくると思いますが、最初は1本ラインでもいいのかなと思います。
何が違うのかというと、表示されるラインの数で、短期(9)、中期(26)、長期(52)が一般的かなと思います。
1本ラインだと中期で、もしかしたら、設定のところ(パラメーターの入力などがあるところ)でレベル表示で何もない場合があるのですが、追加で80と20を追加してください。
これはどういうことかというと、Black AI・ストラテジーfxのAI-Analyzeの上下のゾーンの設定のような感じで、80を超えたら買われ過ぎとみなし、20を超えたら売られ過ぎとみなす目安の設定です。
今回の場合は、何処で入ったらいいのかがわからないので、RCIを使って判断をしてみてはどうでしょうという提案なのですが、最近のドル円相場であれば、上昇傾向にあるのでRCIのラインが上から80のラインを切ってきたらエントリーチャンスがあるのかもしれないと判断できます。
慌てないでくださいね。
エントリーチャンスというわけではありませんよ。
一旦下がるかもという兆候の可能性があるというだけです。
運が良ければ、そのまま20の所までいってからまた上がりだすのですが、すんなりいかないことも度々あります。
ここはチャンスが来るまで待つしかないですね。
ここでいうチャンスとは、例えば無料インジのSEFC10の下のラインが出るとかですね。
慣れてきたら、3本ラインに挑戦してもいいですし、同じく無料インジのSpearman Rank Correlationやpearson & spearman_smoothといった便利なものもあります。
もう少し便利なものだと有料インジで、RCIパーフェクトというものもあります。
ライン
今度は見方を変えた提案になります。
信用できる水平ラインやMAラインを使って最近のドル円相場を例に出して説明すると、ラウンドナンバーやキリバンと呼ばれるキリのいい数字のところは反発しやすい傾向にあり、また200SMAや300SMAのラインでも同じような事が起こりやすいので、そこまで待ってからエントリーを考えるという方法の提案です。
fx初心者さんだとラウンドナンバーやキリバンはわかるとして、他の水平ラインはどれが信用できるのかがわからないと思うので、無料インジを使うといいと思います。
ただし無料インジなので精度はそこそこでしかないので、信頼しすぎるのは危険でもあります。
1時間足から週足までのサポレジラインを表示してくれるものや、いい感じのところで水平ラインを引いてくれるhard-levels-indicatorという無料インジを2つ使って1時間足と4時間足のラインを表示させて、反発具合をチェックするという方法もあります。
ライン系の無料インジはたくさんあるので、どれがいいのか迷ってしまうくらいなのですが、やはりある程度の信頼を置けるのは有料のものになるのではないかなと思います。
このブログでも何度も紹介しているマーケティングfxの引いてくれる水平ラインはかなり参考になっています。
マーケティングfxの公式サイトはかなり勉強になる所が多いと思うのでもしかしたら、読むだけでも突破口が見つかるかもしれませんよ。
THVシステム
THVシステムのいいところは、トリックスと平均足だと感じています。
THVシステムで有名なノウハウはマナブ式FX完全マスタープログラムだと思っていて、長年愛用しています。
正直、無料のTHVシステムは長い期間使ったことが無いのでTHVシステムを語るのはおこがましいかなとも思いますが、マナブ式にしても慣れてくればこんなに使いやすいものなのかと感じてもいます。
まずはトリックスから。
トリックスはサブウィンドウに表示され早いトリックスと遅いトリックスがあって、そのトリックスが同色でクロスしたらエントリーチャンスというもので、ダイバージェンスも感知してくれます。
このトリックスをみて、最近のドル円相場の流れの中でエントリーチャンスを見出すという方法の提案です。
また、メインウィンドウには平均足と一目均衡表の雲も表示されていて判断材料になる場合が多いと感じています。
平均足は連続することが多いのですが、上昇傾向にあってもたまに陰線の足が出ることがあります。
勢いがある時は次の足は再び陽線になって上がっていくのですが、陰線が続く時もあります。
トリックスと併用しないと危険度が増すのですが、陰線が続くようであれば買いのチャンスも出てきます。
一目均衡表の雲で、止まるようであればエントリーチャンスの可能性があるので、トリックスの状態を確認して、上位足の状態も確認してエントリーポイントを探すという方法もあります。
慣れるまでには練習が必要なのでデモトレードであれば果敢にチャレンジしてみるのもいいのではないでしょうか。
無料のTHVシステムとは少し設定が違うようです。
最初は無料のTHVシステムを使ってみてからマナブ式にしてみるといいのではないかなと思います。
無料のTHVシステムは検索をするとたくさん出てきます。
THVシステム ダウンロードで検索するといいですよ。
バージョンはV4が最新です。
ライントレード
トライアングルという文字を見て幾つかのパターンをイメージ出来ているのであれば、かなり勉強している証拠ではないかなと思います。
今回は三角持ち合いの方です。
トレンドラインが作る三角形からブレイクしたらエントリーチャンスの可能性があるというものです。
このトレンドライン、fx初心者さんだと何処でラインを引いたらいいのかわからないのかもしれませんね。
もちろん、無料インジでもトレンドラインを自動で描画してくれるものはあります。
というかメチャクチャあります。
その中でお勧めするのは、DeMark Trendline Trader_mtfという無料インジです。
似たような感じのものもあるので注意してくださいね。
この無料インジはタイムフレームが使えます(ここが大きな特徴かな)。
そして、大まかな予想値幅まで表示してくれるのです。
この機能はfx初心者さんにはありがたいのではないでしょうか。
そして、トレンドラインのノウハウといえば、イサムさんのデルタfxもあります。
2種類のトレンドラインを自動で引いてくれて、エントリーサインらしきものが出現します(どうやらエントリーフィルターの1種のようです)。
破線のトレンドラインブレイクして、エントリーサインらしきものが出たらエントリーして、実線のトレンドラインにタッチしたり、デルタEVにタッチしたらイグジットします。
このデルタEVが何気に便利だったりします。
ライントレードも練習が必要なのですが、この手法も最近の相場の動きでも狙えるチャンスは増えるのではないかなと思い提案してみました。
まとめ
今回は、fx初心者のための最近の相場の入り方の提案と題して、具体的な提案をしてみました。
無料で出来るものから有料のものまで紹介しましたが、最初は無料のもので試してみた方がいいと思います。
合う合わないがありますし、わかってきたら、慣れてきたら使えるようになったということも考えられます。
最近の相場の動きはチャンスでもありますが、慣れていないと逆にやられてしまう可能性もfx初心者さんであれば高いのかもしれないと思いますので、その対抗策としてどんどん試してみるといいのではないでしょうか。
もちろんデモトレードでね。
無料インジでも最初はうまく使えないのは仕方のないことなので、焦る必要はありませんよ。
また、こういった相場も今回限りというわけではないのでfx初心者さんはいい練習の場だと思ってトレードをしてみてくださいね。
この記事が何かしらの突破口になれればうれしく思います。
投稿者プロフィール
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plankam ぷらんかむ
FX歴は、ざっと10年くらいでしょうか、コツコツと続けてきています。
もともと政治や経済のことが好きで、FXへの興味もあったので続けてこられているのではないかなと思います。
基本的にはテクニカルに比重を置いてチャートを見ています。
FXを始めた頃は、失敗の連続でしたが、その失敗のおかげでこのブログを書き続けられているのかなと思えば、過去の失敗もそんなに悪いことではなかったのかなと、最近は思えるようになってきました。
たまたま運が良かっただけだとも感じているので、FX初心者さんにはほどほどの失敗の方がいいだろうなあと考えると、こんな道しるべがあってもいいんじゃないかなと思っています。
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