いよいよ年の瀬が迫ってきたのですが、ドル円相場はホントいつになく動いているように感じます。
fx初心者はこれをチャンスと捉えない方がいいのではないかなと思います。
それはどうしてかというと、基本的には相場(ドル円相場だけでなく他の相場も)の参加者の多くは冬休みに入っていると考えていいと思うので参加者は少ないのではないかなと予測しているからで、こういう時ってちょっとしたことでローソク足が跳ねる時があります。
これは、予測が難しいので対応策は損切りラインしかないと思うので、結構リスキーな状況だと考えているからです。
もちろんデモトレードでトレードをしているのであれば、これもいい経験なので、どんどんやった方がいいのですが、リアルトレードでやっている場合は様子見をお勧めします。
リスクの可能性が高い時はどんな時でも、チャート分析をしてこれはいけるという検証結果が出たとしても何が起こるかわからない時はエントリーは避けるべきです。
リスク回避は資金が潤沢になるまでは常に心掛けておいた方がいいいいです。
こういった世界的に参加者が少ないと予想されるタイミングではfx初心者は基礎を復習する時期と考えてもいいのではないでしょうか。
fxを始めた時から今までに学んだことをもう一度復習するいいタイミングです。
もしかしたら、覚えたはずのことが不透明だったりすることもありうるのでチェックして基礎を固めていきましょう。
ドル円相場
fx初心者であれば、比較的安定していて参加しやすいドル円相場から始めるパターンが多いのではないかなと思いますが、2020年の後半からは少しいつもとは違っていたように感じました。
11月にアメリカの大統領選があったので、4年前ほどではないとしてもそれなにり動くと予想されていたので警戒をしていたのですが、思ったほど大きな動きはなかったなあと感じていましたが、それ以降がなんだかよくわからない動きが目立ったように感じています。
アメリカの株価との連動もないしジリ下がりで、もしかしたら、100円台に行ってしまうのかなと思わせる時もありました。
振り返ってみれば、今年の最高値は112.218だったのですが、春の間で101.174まで下がっています。
そこから戻したのですが、戻り切れずに下がっていって103円台まで下がってきています。
比較的に安定していると言われているドル円相場でもこんなに動くのです。
トレードに慣れてきたら次に注目するのはユーロではないでしょうか。
ユーロ円かユーロドルの相場も面白いですね。
ユーロ円は比較的ドル円と似たような動きをすることがあるので、ユーロドル相場の方をお勧めします。
ドル円相場とユーロドル相場の二つを見るだけでもとても勉強になります。
ドルと円とユーロの関係がわかってくると対策がしやすくなりますね。
環境認識とチャート分析
チャートを開いたらまず、チャート分析をする習慣は付いたでしょうか。
冷静にエントリーを見極めるには環境認識やチャート分析をしてからトレードの戦略を練っていきましょう。
環境認識はどの通貨ペアがどんな状態化を認識するために行うものでチャート分析は環境認識で選んだ通貨ペアが当面はどちらに向かっているのかを分析することですね。
これがわかっていなかったら、感でトレードをしてしまう可能性が高くなってしまうので、しっかりと復習をして来年に備えましょう。
2020年もどうなるのか全く分からなかったのですが、2021年も全く予測が出来ない年になりそうです。
アメリカは大統領が変わる確率がかなり高そうだし、そうなったら流れも変わるかもしれません。
ヨーロッパにしてもアメリカの影響もあるだろうし、イギリスとの関係でどうなっていくのかわかりません。
そういった不安定の中でトレードをしていくのですから、例えスキャルピングがメインで短期のトレードしかしないといえども、環境認識とチャート分析をする癖は付けてくださいね。
環境認識とチャート分析はただササっとやればいいというものではなく精度が重要です。
今後トレードする時間が長くなっていく可能性があればなおのこと精度を上げる必要がありますので、しっかりと今の時期に見直してみてくださいね。
エントリーとイグジット
fx初心者が確信または根拠がないにもかかわらず、感でエントリーをしてしまうと、ローソク足の動きを信じることが出来ずに早めに利確(イグジット)をしてしまうことがあります。
これをチキン利確といいます。
fx初心者であれば、何度か経験を下のではないでしょうか。
2021年は2020年よりもチキン利確を少ない回数にすることを目指しましょう。
それには何処でエントリーをして何処でイグジットをするのかの目安を立てる必要があります。
それにはラインを引いたりインジを使ったりフィボナッチや一目均衡表の雲を利用した方がわかりやすくなりますし、他にもいろいろと便利なノウハウやインジがあります。
2020年はこれらを使うことが出来るようになったでしょうか。
もしまだなのであればこの時期に試してみるのもいいのではないでしょうか。
既に導入をしているのであれば、使いこなすことが出来るようになったのかを検証してみる時間にしてみるものいいと思います。
また、無料インジであれば似たようなものなのに精度というか自分に合う合わないがあると思うので、試してみるにもいいタイミングだと思います。
エントリーとイグジットには根拠が必要だということを再認識してくださいね。
損切り
トレードで重要な事にひとつに損切りがあります。
損切りというものは嫌なものであることに変わりはないのですが、なくてはならないものでもあります。
マインドセットや資金管理にも関係してくるのですが、適切な損切りが出来ないとかえって大きな損害を招いてしまう可能性が高くなります。
基本的な事は、損切りラインは直近の高値もしくは安値のちょっと上もしくは下に設定するのが一般的だと思います。
絶対にやってはいけないことは、一度設定した損切りラインを動かすことです。
そこで損切りを食らったということはエントリーが間違っていたということなので、そこにフォーカスして欲しいなあと思います。
損切りラインを動かすこととイグジットが早すぎるということは、根拠の欠乏が原因の場合が多いのではないでしょうか。
ローソク足は時として不測の動きを見せることがあるのでそういった場合に損切りに合うのは仕方がないと割り切る必要がありますが、不必要な損の拡大は避けるべきです。
損切りラインを動かしてしまったという経験が2020年にあったとしたら、2021年はそれよりも少ない数を目指しましょう。
マインドと資金管理も大事なのですが、根拠が乏しかったり、根拠の導き出し方が間違っていないかをチェックするのにもいい時期なのではないでしょうか。
まとめ
2020年からfxを始めたfx初心者さん達は何かと覚えなければいけないこともあったり、新型コロナの影響で世界の政治や経済がいつもとは違っていたので混乱をしたのかもしれませんが、普段ではあまり経験をすることができないことが多かったので、もしかしたら、ラッキーだったのかもしれません。
来年もドル円相場は面白い動きになるかもしれませんのでしっかりと稼げるようになる準備をする時期にしてみるのもいいのではないかなと思います。
それには環境認識とチャート分析の能力の強化が必要になるので、この時期に資料を集めたり勉強をするといいです。
環境認識とチャート分析が出来るようになってくると、どの通貨ペアの相場が勝てそうかとかどのタイミングでエントリーやイグジットをすればいいのかがわかりやすくなってきます。
自ずと損切りラインもわかってくることが多くなってくるのではないでしょうか。
エントリーポイントと損切りラインが離れすぎているのであれば様子見をしてくださいね。
そして、損切りラインの変更をしないトレードを目指してください。
投稿者プロフィール
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plankam ぷらんかむ
FX歴は、ざっと10年くらいでしょうか、コツコツと続けてきています。
もともと政治や経済のことが好きで、FXへの興味もあったので続けてこられているのではないかなと思います。
基本的にはテクニカルに比重を置いてチャートを見ています。
FXを始めた頃は、失敗の連続でしたが、その失敗のおかげでこのブログを書き続けられているのかなと思えば、過去の失敗もそんなに悪いことではなかったのかなと、最近は思えるようになってきました。
たまたま運が良かっただけだとも感じているので、FX初心者さんにはほどほどの失敗の方がいいだろうなあと考えると、こんな道しるべがあってもいいんじゃないかなと思っています。
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