fx初心者さんだとどうしても初期のチャートの見方というのは主観で見てしまいます。
それはそれしか術を知らないからという可能性が非常に高いからだと思いますが、主観でチャートを見ていてはfxのトレードでは勝つことはかなり困難です。
fxを始めた目的は稼ぐ事であれば、出来るだけ早いうちに主観的にチャートを見ることから客観的にチャートを見るように練習をした方がいいと思います。
もしかしたら、まだ始めたばかりで主観的にチャートを見ることと客観的にチャートを見ることの違いが判らない人もいるかもしれませんね。
主観的にチャートを見るというのは、自分の考え、始めたばかりだと直感といってもいいと思います。
fxのトレード方法には裁量トレードと自動売買とがありますが、fx初心者さんの場合、裁量トレードだと思いますが、裁量トレードとは自分の裁量(判断)でトレードをするので、ちょっと混乱してしまうかもしれませんね。
自分の裁量でトレードをするというのは、知識や経験、ノウハウなどを持ったトレーダーさんが出来ることで、まだ知識や経験、ノウハウだけでなくインジも使いこなせない初心者さんは、チャートを客観的に見る練習から始めてみてはどうでしょう。
今回はチャートを客観的に見た方がいいことについて書いていきます。
主観的に見てはいけない理由
これはfx初心者さんもうすうすとは感じていることだとは思いますが、簡単にいうとfxのトレードをまだやったことが無いから、もしくはまだ数回しか経験が無いからです。
まだやった事が無い、もしくは数回しかやったことが無いということは、この先ローソク足がどう動くのかという予測の経験が無いということで、このローソク足がこの先どう動くのかを予測するにはテクニカルな分析という方法が必要になってきます。
ここで注意して欲しいことは、何度も飽きるくらい直感勝負でテクニカル分析を無視してやっていったら、いつかは何となく予測は出来るようになるのかもしれませんが、それにはとても長い時間が必要になってくるのではないでしょうか。
しかも、直感というものは根拠が乏しいので、勝率は5割を超えることはないのではないかなと思います。
そして、勝率にこだわらないでくださいね。
勝率がいくら良くても1回大負けしてしまったら意味が無いので。
勝率は初期の段階では6割強位を目標にしていけばいいのではないかなと思います。
デモトレードを卒業するくらいの時には8割くらいになっていて欲しいなあとも思います。
fxのトレードには分析が欠かせません。
分析には主観はいらないのです。
主観はどうしても願望や欲求が入りがちだと思うので、チャート分析の精度が落ちてしまうのではないでしょうか。
不十分なチャート分析の基でエントリーは怖いですね。
客観的に見た方がいい理由
客観的にチャートを見るということは、他の人の意見を聞くということではありません。
もちろん参考にすることはいいことなのですが、それでも判断材料のひとつでしかありません。
答えは自分で導き出さなくてはいけないのです。
お金を稼ぐということはビジネスなので、自分で決断をするのは当たり前のことですね。
その為にデモトレードでしっかりと練習をする必要があるのです。
では、客観的にチャートを見た方がどうしていいのかというと、より正確に環境認識が出来るようになるからです。
チャートのローソク足の動きには各国のトレーダーさん達の思惑が反映されます。
そして、より強い方に動きます。
環境認識とはその状況をより正確に把握することで、これにはたくさんの練習が必要です。
ここで自分の主観が入ってしまうと精度が下がってしまうため、より客観的に見ることが求められるのです。
チャートのローソク足がどう動いて欲しいではなくて、どう動いているのかを把握するためにはチャートを客観的に見る必要があるのです。
fx初心者さんからすればもしかしたら、そんなことできるのと疑問に思うかもしれませんが、練習で克服していくしかないと思います。
ただチャートを眺めているだけでは、練習にならないので、無料インジを使って練習をしていきましょう。
客観的に見る練習方法の提案
環境認識をするための無料インジは幾つも見つけることが出来るのではないかなと思います。
例えば通貨の強弱を知るものがあり、一番強い通貨と一番弱い通貨の組み合わせがわかれば攻略はしやすいですよね。
どちらに進んでいくのがわかりやすいですからね。
昨日紹介したGrail-Indicもパッと見でローソク足がどちらに進んでいるのかの見当が付けやすいです。
Grail-Indicも完ぺきではないのでタイミングが悪ければ見た後に方向転換する可能性もあるので、総合的にチャート分析をする必要があるのです。
Grail-Indicが描画したラインにローソク足が近づいていたら要注意です。
そのラインで弾かれるかもしれませんし、超えていくのかもしれませんからね。
そのラインが5分足のチャートだったらまだその後どうなっていくのかを見守っていられるのですが、1時間足や4時間足だったらとてもじゃないけど見守っていられませんね。
なので、他の方法でも分析をする必要があるのです。
無料インジのSmoothed_HAS alerts button 1.02も便利です。
緑と赤に分かれていて本体が大きければまだその流れは継続する可能性が高いと判断できるし、もう色が変わりそうであれば逆の方向にいくのか少し揉むのかという判断ができますね(こんな時のエントリーは危険ですね)。
幾つかの無料インジを組み合わせてチャート分析の練習をしていってくださいね。
ローソク足の動きが予測できるようになってからエントリーの練習を始めても遅くはありませんよ。
客観的にが出来るようになった時がスタート地点
チャートを客観的に見ることが出来るようになるということはとても重要な事ですが、チャートを客観的に見ることが出来るようになったからといってそれでfxのトレードが上手くなったということではありません。
ちょっとがっかりしているfx初心者さんもいるのかもしれませんが、fxのトレードはこれが出来て当たり前の世界なのです。
ですが、悲観することもありませんよ。
どの世界でも完璧を求めだすと膨大な時間が必要になってくると思いますが、チャート分析に関してはそこそこの精度でいいのだと思います(そこそこのさじ加減は微妙ですが)。
8割くらいの精度であれば十分ではないかなと思います。
残りは、エントリーポイントを探す能力などで補えばいいのです。
このエントリーポイントを探すというのもかなり練習が必要でだし、ローソク足がそのエントリーポイントに来るまで待つということも覚えなくてはいけません。
このようにチャートを客観的に見ることが出来るようになったということは、スタートラインに立ったということくらいに認識しておいた方がいいです。
ただ、全く何をやっていいのかすら、わからなかった時と比べたら大きな進歩だと思います。
これからも覚えなくてはいけないことや経験しておいた方がいいことなどはまだまだあると思いますが、どれも基礎がしっかりしていないと中途半端にしかできないことばかりだと思うのでしっかりと基礎を固めていってくださいね。
まとめ
今回はfx初心者さんもチャートを客観的に見ることが出来るようになって欲しいなあと思いこの記事を書きました。
fxのトレードを始めてまだ間もない初心者さんは、チャートを主観的に見がちだと思いますが、それでは精度の高いチャート分析はできません。
その理由は、自分の感情や欲求が入っていしまうことが多いだろうし希望的観測をしがちだと思うので、正確とはいえないのではないでしょうか。
チャートを客観的に見ることが出来るようになってくれば、その分チャート分析も正確になってくるのだと思います。
チャート分析が正確になってくると、エントリーの方向を間違うことも少なくなってくるではないかなと思います。
チャート分析が出来るようになっただけではまだまだ不十分ではありますが、fxのトレードをしていく上で重要な基礎は出来てきているのではないでしょうか。
基礎が出来ていないと何をやっても上手くいかないのだと思います。
しっかりと基礎を築き上げていってくださいね。
投稿者プロフィール
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plankam ぷらんかむ
FX歴は、ざっと10年くらいでしょうか、コツコツと続けてきています。
もともと政治や経済のことが好きで、FXへの興味もあったので続けてこられているのではないかなと思います。
基本的にはテクニカルに比重を置いてチャートを見ています。
FXを始めた頃は、失敗の連続でしたが、その失敗のおかげでこのブログを書き続けられているのかなと思えば、過去の失敗もそんなに悪いことではなかったのかなと、最近は思えるようになってきました。
たまたま運が良かっただけだとも感じているので、FX初心者さんにはほどほどの失敗の方がいいだろうなあと考えると、こんな道しるべがあってもいいんじゃないかなと思っています。
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