アメリカの次期大統領が正式に決定したようですね。
これでアメリカが安定するのかはまだ不透明ですが、ドル円相場はもしかしたら、元の位置まで戻っていく可能性も否めません。
すぐに110円台まで行くとは考えていませんし、現在も戻しつつあるとはいえ、なんだか上値が重い様子。
今夜のアメリカの重要な指標発表の雇用統計で勢いが出るのかもしれませんね。
全てのfx初心者にこの流れに乗った方がいいとも言えないのですが、もしfxのトレードに慣れてきてデモトレードでもいい結果が残せるようになってきているのであれば、そろそろ順張りという手法をマスターする準備に入った方がいいかもしれません。
スキャルピングという手法でトレンド相場に太刀打ちできるのかというと出来るのですが、流れに乗るという意味ではスキャルピングではトレンドの流れに乗ってトレードをするとはいえるものではないのかなと思います。
流れが大きく蛇行しているのであればスキャルピングでもおいしいのですが、流れがはっきりしているのであれば、順張り、つまりトレンドフォローの手法の方がおいしいのです。
ただし、その分リスクも大きくなることは忘れないでくださいね。
スキャルピングとトレンドフォローの手法の2つをマスターするだけでかなりの場面で有利なのです。
順張りとは
順張りとは、この名前から想像できるのかもしれませんが、流れに沿ってトレードをする手法のことを言います。
これは方向が確定しているというのが前提で、これをトレンドが出ているというような表現をすることもあります。
例えば明らかに上にローソク足が向かっていることが確認できたのであれば、買いのエントリーがメインになります。
上に向かっているとはいっても、ローソク足は上下に行ったり来たりしながら進んでいくのが普通です。
エントリーのポイントは出来るだけそのトレンドが始まった付近でポジションを持つことなのですが、かなりトレードに慣れていなければ、流れが変わったというポイントを見つけることは困難なのです。
これは逆張りという手法で重要なラインを引けないとメッチャ難しいことなのです。
トレンドが出ているかどうかを判断することもとても難しいことなので、特にfx初心者はある程度の確信が持てるまでエントリーは控えた方が無難です。
トレードの格言で頭と尻尾はくれてやれというものがありますが、まさにその通りで焦って早めにエントリーをしてしまうと痛い目にあってしまうかもしれません。
そういった中で出来るだけ早めにエントリーが出来るとしばらくはイグジット(利確)をすることはありません。
というのも、エントリーしたポイントより下がらないと確信が持てたのであれば、損切りラインを動かして利益の確保をします。
勢いがまだまだ続きそうであれば(判断は難しいのですが)その時点で新たにポジションを持ちます。
これを繰り返します。
これをピラミッティングといいます。
トレンドフォローの手法がおいしいというのが何となくわかってもらえたら嬉しく思います。
トレンド
トレンドが出ているのかどうかを判断するのは難しいのですが、それはわれら日本人はよく動く時間帯でトレードをすることが困難だからというのもあります。
東京市場というのは比較的動きの少ない相場のことが多く、本格的に相場が動くのは、ロンドン市場やニューヨーク市場なのです。
いつものように情報をチェックしていたら面白い数値が出ていました。
2019年の国別のfxのトレードの取引額というのが出ていて、第1位はイギリスで3兆5760億ドルでシェア率は43.1パーセント、第2位はアメリカで1兆3700億ドルでシェア率は16.5パーセントなんだそうです。
この2国だけで、60パーセントくらいシェアしているんですね。
そりゃロンドン市場とニューヨーク市場で相場が動くのも納得できますね。
第3位は日本かと思われるかもしれませんが、シンガポールで6330億ドルでシェア率は7.6パーセント、その次が香港で6320億ドルでシェア率は同じ、第5位が日本で3760億ドルでシェア率は4.5パーセントなんだそうです。
こういった数字でも出ているようにトレンドの頭を掴むのも尻尾を掴むのもとても時間的に見ても困難なのです。
ではどうすればいいのかというと、多分ですがやり方としては、このブログのトップページに貼ってある猫の写真の岡安盛男のFXトレード極の手法が一番なんじゃないかなと思います。
もしくは、トレンドはしばらく続く傾向にあるのでチャートを開いたときにいったん下がったなと思えるところまで来るのを待つ(すごい難しいです)かノウハウやインジを駆使する方法しかないかなあと思います。
大きく稼ぐ
運よくエントリーポイントが見つかったのであれば、大きく稼ぐまたは勝つチャンスです。
大きく稼ぐまたは勝つチャンスをものにするポイントはピラミッティングをいくつすることが出来るかによります。
最低でも1つピラミッティングが出来れば基本的には2倍で利益が積みあがっていきます。
ピラミッティングのポイントはまず、エントリーポイントの少し上に損切りラインを動かすこと。
これは根拠もなしに動かすのではなく、ちゃんと確かめてから行わないと微妙な利益で終わってしまう事もあります。
ラインを引いてそのラインに近づかないことを確認してからにしましょう。
もちろんピラミッティングをするときに前回と同じロット数である必要はありませんが、ロット数を大きくするということはそれだけリスクも大きくなるということを忘れないでくださいね。
イグジット(利確)をするときも判断が必要になります。
頭と尻尾の尻尾の部分ですが、明確にトレンドが終了したのであれば、口座にもよると思いますが、一括決済の機能があれば一括決済をすると便利です。
また、トレンドの終了が明確でない時は半分のポジション(状況によって異なります)を先に決裁して、残りで様子を見るということも可能です。
ここで欲張ってしまうとかえって利益が薄くなってしまうので慎重に判断してくださいね。
逆張り
逆張りとはここで反転するという明確な反転ポイントがわかっている時に使える手法です。
逆張りの手法はfx初心者にはお勧めできない手法でもあります。
その理由は、リスクが大きすぎるからです。
かなりの経験を積まないとどこで反転するのかのラインを引ける可能性がとても低いと考えているからで、逆張り用の有料ノウハウをいくつか購入したことがあるのですが、当たる時もあれば全く機能しなかった時もあります。
他のノウハウやインジで確認しながらやっているので可能性は少しは上がっているのかなとは考えているのですが、やっぱり逆張りの手法は難しいです。
確かに反転ポイントを捕まえられれば本当においしいのでしょうが、時間的な事も考えるとfx初心者は当面は逆張りの手法は考えない方がいいのではないでしょうか。
欲をかけばリスクが拡大すると考えた方がいいと思いますし、前回の記事で書いたようにプロフェッショナルの自信ができてから挑戦してみた方がいいです。
知識も経験も無いのに無謀にも挑むのは一流の人することではありません。
リスクはどんな時にでもついてまわります。
なので、わざわざ負わなくてもいいいリスクを自ら背負いこむことはないですね。
まとめ
スキャルピングが出来るようになって、結果が残せるようになってきてトレードに慣れてきたら順張りという手法もマスターしましょう。
順張りの手法をマスターすると稼げる、または勝てる可能性が上がります。
順張りとは、上か下に向かっていく流れに乗ってトレードをする手法のことで明確なトレンドが出ているのであればピラミッティングを行って更に利益を上乗せしていきましょう。
トレンドとはしばらく続くことが多く、大きく稼ぐチャンスも続く。
大きく稼ぐ方法としてピラミッティングというものがあり、イグジット(利確)も一括で決済してもいいし、段階的に決済することもできる。
逆張りという手法もあるがかなりリスクが高いのでfx初心者は控えた方がいい。
投稿者プロフィール
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plankam ぷらんかむ
FX歴は、ざっと10年くらいでしょうか、コツコツと続けてきています。
もともと政治や経済のことが好きで、FXへの興味もあったので続けてこられているのではないかなと思います。
基本的にはテクニカルに比重を置いてチャートを見ています。
FXを始めた頃は、失敗の連続でしたが、その失敗のおかげでこのブログを書き続けられているのかなと思えば、過去の失敗もそんなに悪いことではなかったのかなと、最近は思えるようになってきました。
たまたま運が良かっただけだとも感じているので、FX初心者さんにはほどほどの失敗の方がいいだろうなあと考えると、こんな道しるべがあってもいいんじゃないかなと思っています。
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