昨日深夜のFOMC金融政策発表も終わってfx初心者さんも少しはトレードが精神的にもやりやすくなったのではないでしょうか。
そうはいっても今夜も注目度の高いアメリカの第4四半期GDPの速報値と個人消費の速報値の発表が午後10時半に控えているので気を抜かないでくださいね。
注目度の高い指標発表は急激な変動もあり得るので、fx初心者さんはこういった時にはポジションは持たないようにしておいた方がいいですよ。
その理由はfx初心者さんにはしっかりとテクニカル分析を身につけて欲しいからです。
指標発表はどちらに動くのかもしくは織り込み済みで無風の時もあるのですが、テクニカル分析が効かない可能性がかなり高いからです。
スキルを身につけようとしている時にどちらに動くのかテクニカル分析が効かない状態でトレードに臨んでも得るものは多くは無いのではないでしょうか。
午後10時くらいの時点でポジションを既に持っているのであれば早々に手仕舞いをしていた方がいいのではないかなと思います。
仮に動いたとしても方向が安定してから再度トレードに挑んだ方が賢明かなと思いますよ。
ただ方向が安定するにはそれなりの時間がかかる事も多々あるのでチャートに張り付くリズムを壊してしまうとトータルではトレードの練習に支障をきたす事も考えられるので無理は禁物です。
指標発表や要人発言というのはイレギュラーなものなのですが、こういったものは毎月必ず行われるものなので対処法も考えておいた方がいいですね。
どうしてもチャートが動いているとチャンスがあるのではないかとモチベーションも上がってしまうのかなと思うのですが、激しく動いている時に対応出来るのかを冷静に判断する事も大事かなと思います。
雰囲気に流されてしまって結局負けてしまうという結果を招いてしまっては時間を有効に使えているとは言えないのではないでしょうか。
トレードをしないという判断も時には必要だという事も意識するようにしてくださいね。
トレードをしないといっても2つの方法があるのかなと考えています。
ひとつはチャートを閉じて他の事をする。
もうひとつはチャートは開いたままにしておいて動向だけチェックする。
慣れるまではチャートを閉じてトレードの事は忘れるというのもいいのかなと思います。
それに慣れてくれば動向だけチェックしておいて翌日もしくは翌週の戦略のデータにするという考え方にしていくといいのではないでしょうか。
基本的にはチャートに張り付くというのがいいのかなと思います。
準備してから
チャートに張り付くというのが基本形なんだと考えているのですが、何も準備をしないでチャートに張り付いても十分な練習にはならないのかなと思うのです。
体を動かすトレーニングでも準備運動をして体を慣らしてからトレーニングを開始するのではないでしょうか。
トレードの練習も似ているのかなと思います。
トレードの練習の前に事前準備をしておいた方がいいのではないでしょうか。
昨日のチャートの動きはどうだったのかのチェックの為にトレード日誌やトレードブログの確認や書き込み、ヨーロッパ勢のこれまでの動きのチェック、昨日の高値や安値のチェック等やっておいた方がいい項目は結構あったりします。
昨日の高値や安値といったチェックはMT4用の無料インジがあるのでこれを利用するとわざわざ自分でしなくて済みます。
トレード日誌やトレードブログを書くという作業というのも最初は割と時間がかかってしまうのかもしれませんがこれも慣れてくるとだんだん早くなってくるのかなと思います。
書いていく内に何を書けばいいのかがわかってきたり作業スピードが上がっていく事が多いかなと思うからです。
ネットで情報収集も軽くやっておいた方がいいかもしれませんよ。
鵜呑みにするのはどかと思うのですが参考値は知っておいた方がいいと思います。
位置、向き、形
一言でチャートに張り付くといってもただチャートを見ているだけでは十分な練習とは言えませんよね。
行動する事が大事なのです。
ここでの行動とはテクニカル分析をする事です。
デモのMT4を使った方が割と楽にテクニカル分析は出来るのかなと感じているのですが、国内のfx会社さんのデモチャートでもそれなりにテクニカル分析は出来ます。
各時間軸のチャートのMAラインの位置と向きをチェックする。
慣れるまではメモしておいた方が混乱しないかなと思います。
各時間軸のチャートのボリンジャーバンドの向きや形のチェックとローソク足とボリンジャーバンドのラインの距離。
これも慣れるまではメモした方がいいのかなと思います。
慣れてきたらトレンドラインやチャネルラインも導入すると更にテクニカル分析の精度が上がるのではないでしょうか。
チャートがどういった状況なのかを把握する環境認識をしておかないとただチャートを見ているだけになってしまうのではないのかなと思うのです。
今各時間軸のチャートがどういった状況かを知れば気持ち的にも冷静にチャートを見る事が出来るのではないでしょうか。
パッと見て環境認識が出来ればそれに越したことはないのかもしれませんが精度を考えると面倒でもしっかりやった方が焦らなくなるのではないでしょうか。
集中しない
集中しないと見出しには書きましたが、ニュアンス的にはちょっと難しいのです。
集中するべき部分と集中してはいけない部分があるのかなと考えているからです。
集中するべき部分とはラインの近くにローソク足がある場面等があります。
ひげが出たのかどうかや次の足の実体部分の大きさといったプライスアクションには注目しておいた方がいいのかなと思います。
しかしローソク足の近くに何もない時であればそこまで集中しなくてもいいのかなと思うのです。
チャートは冷静に客観的に見た方がいいのだと考えています。
あまりに集中してチャートを見てしまうと今までの流れを見落としてしまったり思い込みが入ってきてしまう可能性があるのかなと思うのです。
ポイントは集中した方がいいポイントを早く見つける事かなと思います。
また集中力というのはそこまで長続きはしないという事も意識しておいた方がいいのではないでしょうか。
ペース配分を考え後半ただチャートを見ているだけにならないように気を付けてくださいね。
チャートを閉じる少し前でポジションを持っていなければただチャートを見ているだけでもいいのではないかなと思うのかもしれませんが、翌日の事を考えると最後まで見ておいた方がいいと思います。
シナリオをイメージ
シナリオをイメージする事は出来そうでfx初心者さんにはちょっとハードルが高いのかなとは思うのですが、慣れていくに従ってシナリオをイメージする練習もするように意識しておいた方がいいのかなと思います。
シナリオをイメージするには希望的観測を入れては意味がありません。
チャートは自分の願望の様には動いてくれないからです。
テクニカル分析の結果として予想出来るシナリオをイメージする事が大事かなと思うのです。
またドンピシャなシナリオをイメージする事はかなり難しいので幾つかのパターンをイメージしておいた方がいいのではないかなと思います。
そしてシナリオをイメージするには根拠も必要かなと思うのです。
水平線を引いた時に5分足のチャートの水平線よりも日足や4時間足のチャートの水平線の方が意識されているように感じてしまうからです。
5分足のチャートで日足や4時間足のチャートと同じ位置の水平線があればそこで反発する可能性は高いのだと感じています。
そしてどこまで伸びるのかもテクニカル分析で予想出来るようにならないとシナリオをイメージする事は出来ないのかなと思います。
フィボナッチを使って38.2%、50%、61.8%のポイントの把握等何処でイグジットすればいいのかの見当をつけるという事も大事かなと考えています。
あとがき
チャートに張り付くというのは今起きている事を認識するだけでは不十分かなと思うのです。
テクニカル分析をして今後の予想が出来る様にならないといつまで経っても根拠のあるエントリーは出来ないのではないかなと思うのです。
チャートに張り付く意味はエントリーをしてイグジットをする為なのではないでしょうか。
プライスアクションを確認出来てもそのチャンスを活かす事が出来なければ意味がありません。
チャンスが来るまでじっと待ってチャンスが来たのであればそのチャンスを逃さない、そしていい位置でのイグジットをするというのがチャートに張り付く意味なのではないかなと思うのです。
その為にはいろいろな注意点に気を付けながら精度を上げていく練習が必要なのかなと思っているのです。
投稿者プロフィール
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plankam ぷらんかむ
FX歴は、ざっと10年くらいでしょうか、コツコツと続けてきています。
もともと政治や経済のことが好きで、FXへの興味もあったので続けてこられているのではないかなと思います。
基本的にはテクニカルに比重を置いてチャートを見ています。
FXを始めた頃は、失敗の連続でしたが、その失敗のおかげでこのブログを書き続けられているのかなと思えば、過去の失敗もそんなに悪いことではなかったのかなと、最近は思えるようになってきました。
たまたま運が良かっただけだとも感じているので、FX初心者さんにはほどほどの失敗の方がいいだろうなあと考えると、こんな道しるべがあってもいいんじゃないかなと思っています。
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