できることなら食らいたくないのが損切りですね。
それはfx初心者でなくても同じことなのですが、fx初心者とそれ以上のfxトレーダーとの違いは損切りに慣れているかどうかではないかなと思います。
fx初心者以上のトレーダーであれば損切りにあわないようなところでエントリーをする可能性が高いので損切りのリスクも少ないのではないでしょうか。
ではfx初心者さんはどうしたら損切りのリスクを下げることが出来るのかというと慣れた方がいいと思います。
今回の記事タイトルのfx初心者は損切りを覚えようですが、慣れるのと覚えるのとでは若干違いがあります。
もちろんリアルトレードで損切りの練習をしてしまうと大切な自己資金が減ってしまうので必ずデモトレードで練習をしてくださいね。
損切りに慣れるというのは何度も損切りにあって精神的にマヒしてしまう状態、覚えるとは損失を最小限に抑えることなんじゃないかなと考えています。
損切りにあわないことに越したことはないのですが、損切りのリスクはいつでもついてまわるものなので損切りのリスクマネージメントも覚えておいた方がいいですね。
デモトレードでの練習中は数字的にはアバウトでもそれほど大きな影響は出ないでしょうがリアルトレードであればシビアになる必要が出てくるのでたとえ練習といえども真剣に覚えていったほうがいいですよ。
基本は直近の高値や安値の少し上や下
本来であればリスクリワードという様なことも考えながら損切りラインの設定をしていった方がより厳格に資金管理ができるのでしょうが、まだfx初心者のときであればそこまで厳格に考えなくてもいいのかなと思います。
基本的には直近の高値や安値の少し上もしくは下に損切りラインを設定すればいいと思います。
ただこれだけかよとfx初心者さんは思うかもしれませんが、案外判断が難しかったりするのです。
エントリーポイントが直近の高値もしくは安値の位置とそんなに離れていなければとても分かりやすいのですが、場面によっては少し距離が出てしまうこともあります。
エントリーポイントと直近の高値もしくは安値の位置とに距離があればそれはリスクが高まるということを意味します。
そういった場合エントリーをするのかしないのかの判断が難しくなってきます。
明確なトレンドが出るのがわかっていればたやすいことなのでしょうが、トレンドの初動を見極めることはfx初心者でなくても難しいことなのです。
なので自分だけのルールを作っておくといいのではないかなと思います。
損切りの許容額は幾らまでというようなルールを事前に決めておくと判断がしやすくなるのではないでしょうか。
そしてそのルールは必ず守るようにしてくださいね。
このルールは比較的守りやすいルールだと思うのでこのルールが守れないようであれば損切りラインのネガティブ方向への移動というタブーを冒してしまう可能性が高まってしまいますよ。
粘っても無駄
fx初心者のときってこれはかなり自信があると思ってエントリーしたのにローソク足が何本かは思っていた方向に伸びていったけれどもその後反転してしまったということもあるかなと思います。
損切りラインを設定していて切られてしまうのであれば、気持ちを切り替えて少し時間をおいてからまたエントリーポイントを探すという行動に出ても問題はないですが(厳密に言うとチャート分析の精度が甘いのという問題と本当に根拠のあるエントリーだったのかが疑わしいのでそういった点は問題なのですが)、そのエントリーに気持ちが入ってしまうとその時のポジションというのは切られたくないという気持ちが大きくなってしまう場合もあり、特にfx初心者さんはその気持ちが大きいのではないかなと思います。
その気持ちが大きければ大きいほど損切りラインのネガティブ方向への移動という愚行を冒してしまう可能性が高まってしまうのではないでしょうか。
も少ししたらまた向きが変わるんじゃないだろうかという淡い期待だけが見えてしまってやっちゃうと思いますがそういった時というのは大抵の場合が粘っても無駄です。
反対方向にローソク足が向かってしまっている時点で何かしらのミスがあった可能性があるのでスパッと諦めてしまった方が損失は許容範囲内で抑えることが出来ます。
許容範囲内であればダメージはあるものの次のチャンスへの期待も持つことが出来ます。
損切りできないのはマインドが弱い証拠
特に経験の少ないfx初心者さんは迷うことが多いのではないでしょうか。
それはきっとローソク足が直線的に動かないからで、ジグザグをしながらどちらかの方向ときには水平方向に動くからではないでしょうか。
ローソク足はほぼどんな時でもジグザグに動くのでついつい予想していた動きと反対方向への動きもあるのではないかと不安になってしまうからなんじゃないかなと思います。
そして予想していた方向とは反対方向にローソク足が動き出してしまうとどちらに動くのかが更にわからなくなってしまって不安が大きくなっていってしまうのではないでしょうか。
そんな不安が大きくなっていっている時に予想していた方向に少しでもローソク足が動いてしまうと少しだけ希望の光が見えたように感じてしまうのではないかなと思います。
それが損切りラインの近くだったりするともう少ししたら元に戻るのかもしれないと自分の都合のいいように考えてしまうのではないかなと思います。
だったら少しだけ損切りラインは動かしておこうと考えてしまって自分の考えを肯定してしまうのだと思います。
多くの場合がそういったシチュエーションの場合は慣れたトレーダーさん達は損切りしている時だったりします。
その結果ローソク足が自分の思っている方向に動いたりするのではないかな思います。
相場の流れや勢いを見る必要があるのでfx初心者さんにはハードルは高いのかもしれませんが、少なくとも最初に決めた損切ラインは動かさない方がいいですね。
損切りをしなくてもいいエントリーポイントを探す
自分が予想していた方向とは逆方向に動いてしまったのであればもう諦めた方がいいと思います。
それは何かが足りなかった結果だと考えた方がいいのではないでしょうか。
何が足りなかったのかを分析していけば少しずつでも満足のいくエントリーができてくる可能性は高くなっていくと思います。
損切りのリスクを軽減する方法として損切りをしなくてもいいエントリーポイントを探すというものがあります。
毎回そんなポイントが見つかるというわけではないのですが、エントリーポイントを探すという作業はとても重要です。
ただfx初心者さんであればその作業というのはどうすればできるようになるのかという道のりさえわからないのではないかなとも思います。
根拠のあるエントリーとしてはちょっと薄いかなとは思いますが、MT4で無料インジを使うと損切りをしなくてもいいエントリーポイントが見つかる可能性は高くなるのではないでしょうか。
超シンプルな方法としてはVulkan ProfitとSEFC10を使うだけでもいいのかなと思います。
使い方としてはSEFC10のラインが出た後でVulkan Profitのエントリーサインを待つというシンプルなもの。
エントリーチャンスとしてはそこまで多くはないし、レンジ相場だとダマシの回数も増えるので見極めが必要ですがいい練習になるのではないかなと思います。
下のページからダウンロードできますし、検索すればすぐに出てくると思うので検索してみるのと他の無料インジも見つかるかもしれないので面白いのではないでしょうか。
まとめ
今回はfx初心者は損切りを覚えようというタイトルで記事を書きました。
fx初心者さんはできそうでできないのが損切りなのではないかなと思います。
デモトレードであれば実質的なダメージはないので恐れずに損切りに慣れていってくださいね。
慣れてくれば損切られ方も上手くなると思うのでだんだんと許容範囲内で損切りを抑えられるようになってくるのではないでしょうか。
損切りは無いに越したことはないのですが、常についてまわるリスクなので上手に向きあっていくしかないと思います。
fx初心者も損切りを覚えるころには他のこともレベルアップしているのではないかなと思うので更にfxのトレードが面白くなっているかもしれませんね。
投稿者プロフィール
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plankam ぷらんかむ
FX歴は、ざっと10年くらいでしょうか、コツコツと続けてきています。
もともと政治や経済のことが好きで、FXへの興味もあったので続けてこられているのではないかなと思います。
基本的にはテクニカルに比重を置いてチャートを見ています。
FXを始めた頃は、失敗の連続でしたが、その失敗のおかげでこのブログを書き続けられているのかなと思えば、過去の失敗もそんなに悪いことではなかったのかなと、最近は思えるようになってきました。
たまたま運が良かっただけだとも感じているので、FX初心者さんにはほどほどの失敗の方がいいだろうなあと考えると、こんな道しるべがあってもいいんじゃないかなと思っています。
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