fx初心者さんはどうしても未来を見がちだと思います。
将来的にはfxで稼ぐぞとかガッツリ儲けてやるという様な願望があるだろうからこれからのことを考えるのは至極当然なのですが、この将来的な希望を現実的なものにしていくには過去がfx初心者さんには重要になってくるのです。
どゆこと?と思われるかもしれませんが過去チャートの検証というのがいい勉強になるのです。
もしかしたら何となくそう感じていてもチャートを開くとチャート分析やらエントリーポイントを探すといった作業で過去を検証する時間て無いよと思われるかもしれませんね。
過去を検証してみるという作業は慣れてくるまで結構時間がかかってしまったりするので時間的な余裕が無いとできなかったりします。
やってみたいとは思うけれど時間が無いよと思う人は週末を利用してみるといいと思います。
週末の空いている時間を利用してチャートを開いてみるとチャートは動いていないのだけれどいろいろなヒントを見つけることができるかもしれないのでfx初心者さんはやってみた方がいいのではないでしょうか。
できれば1回とか2回くらいではなくもっと回数を増やした方がいいとも思います。
何回か見ているとひらめきが起きることもあり違う目線で見ることができるようになれば今後のトレードに活かせるのではないかなと思います。
過去チャートを検証するメリット
過去チャートを検証するメリットはローソク足の動きを知るきっかけになるのです。
もちろん毎回同じような動きをするとは限らないのですが、そうなる可能性はいつもよりは高くなるので予測がしやすくなるのではないでしょうか。
それと過去チャートを検証するということは今まで勉強してきたことの復習にもなります。
プライスパターンだったりプライスアクションだったりとかですね。
ピンバーとか包み足というのは画像とかで見て何となくは知っていたかもしれませんが実際に機能している所を自分でチェックできるとインパクトが違うので記憶に残りやすいのではないでしょうか。
記憶に残りやすいということはまたそういった場面があったときに見逃してしまう可能性が低くなるのではないかなと思います。
このブログ、FX初心者がノウハウやインジで稼ぐ方法2ではトレード用は国内のfx会社のデモトレード、チャート分析用はデモMT4をおすすめしているのですが過去チャートの検証はどちらでもできます。
操作方法はそれぞれ違うと思いますが、そんなに難しい操作ではありません。
MT4であれば過去にスクロールできるようにツールバーの自動スクロールはオフにしてくださいね。
国内のfx会社のデモトレードのチャートもデモMT4も過去にさかのぼるのは限界がとりあえずあるのでそのことも覚えておいてくださいね。
プライスパターンとプライスアクション
過去チャートの検証をしていると見つけやすいのがプライスパターンなんじゃないかなと思います。
特にダブルトップやダブルボトムといったプライスパターンは見つけやすいと思います。
直近の高値や安値を超えるのかどうかというところはエントリーにも関係してくるのでよくチェックして欲しいなあと思います。
こちらも当然ながら毎回必ずというわけではないのですが、直近の高値や安値を超えられないときっていうのは逆方向に走りやすいのではないかなと思います。
それほど多くは無いかなと感じているのですが、超えられなく逆方向に行くわけでなくヨコヨコという場合もあるのでそういった場面もいろいろと検証してみると今後のエントリーの質というか精度を上げられるのではないかなと思います。
また直近の高値や安値を超えたけれどその後伸びが鈍ってしまって一旦逆方向に行ってからの再トライなんだけど高値もしくは安値を超えられなくって結局逆方向に行ってしまったというパターンもすぐに見つけることができるのではないでしょうか。
これってもうわかっているのかもしれませんがヘッドアンドショルダーや逆ヘッドアンドショルダーのパターンですね。
過去チャートの検証でチェックして欲しいなあと思うところはダブルトップ(ボトム)や(逆)ヘッドアンドショルダーの形が形成されている時間なのです。
当然毎回時間はまちまちではあるのですがおおよその時間というものは見当がつくようになるのではないでしょうか。
fx初心者さんはチャートを開いていられる時間が決まっているかなと思うのでおおよその時間の検討がつけば判断がしやすくなるのではないかなと思います。
ライン
自分のチャートにラインを引いていなければ過去チャートで検証する必要はないのですが、チャートにラインが無いということはあり得ないと思います。
たくさん表示する必要はないと思いますが、多くのトレーダーさんが見ていると思われるラインは表示させておいた方がチャート分析は楽になりますよ。
例えば300SMAこのラインで何回弾かれているのかを検証してみるといい勉強になるのではないでしょうか。
また突破していったのであればどのくらい抜けていったのかをチェックしてみてくださいね。
ただしちょこっとだけ突破したというのは数に入れないでくださいね。
どんなに意識されているラインでも必ずそこで弾かれるというものではなくちょこっとだけオーバーしてしまうということはよくあることなので。
水平になっているボリンジャーバンドの±2σ(シグマ)のラインも同じ感じでちょこっとだけ飛び出してしまうということはあるのです。
こういった場合すぐに中に戻ってくることが多いかなと思います。
もちろん勢いがあった場合だったりするとボリンジャーバンドの方がその方向に動き出すということもあります。
MT4だとチャートを過去にさかのぼった場合インジケーターが表示されていない場合もあるので注意してくださいね。
エントリーポイントは見ないでね
もしかしたら過去チャートを検証しているとプライスパターンやプライスアクションよりもエントリーポイントの方が見つけ安のかもしれませんね。
ここでエントリーすればよかったんだみたいな感じですね。
これって結構落とし穴というか罠というかちょっとしたトラップのようなんだよなと思います。
fxって今開いているチャートの左側の部分でもエントリーポイントって見つけやすいんですよね。
で、次のエントリーポイントはってなるとよくわからなくなってしまう。
こんな感じなので過去チャートの検証でエントリーポイントを探してもあんまり意味が無いのでエントリーポイントは見ないようにしてもいいのかなと思います。
何かしら意味があるのであれば検証する意味があるのでしょうがそうでなければローソク足がどう動いたのかといったことやどのくらい時間を要したのかといったことを中心に見ていった方がいいのではないでしょうか。
過去チャートを検証する意味って今後の自分のトレードに活かすためのものだと考えているのでそっちの方にフォーカスして欲しいなあと思います。
過去チャートを何回か検証していると次第にローソク足がここら辺で止まりそうだなと予想しやすくなってくるのかなと思います(ケースバイケースですが)。
予想が立てられるようになってきたら冷静にチャートを見ることもやりやすくなってくるのではないでしょうか。
まとめ
今回はfx初心者は検証も慣れておこうというタイトルで記事を書きました。
fx初心者さんはどちらかというと未来を見ているのかなあと思います。
それはそれでいいことだと思うのですが、トレードの実力を上げるためには過去のデータをチェックしてローソク足の動きを予測できるようになった方がいいのではないかなと思います。
過去チャートを検証するすることでプライスパターン、プライスアクションやラインといったものに更に意識が向くのではないでしょうか。
過去チャートの検証で予測する能力が上がるのではないかなと思うので時間のある時には過去チャートの検証をするということにも慣れていった方がより自分の思い描いている未来に近づけるのではないのかなと思います。
投稿者プロフィール
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plankam ぷらんかむ
FX歴は、ざっと10年くらいでしょうか、コツコツと続けてきています。
もともと政治や経済のことが好きで、FXへの興味もあったので続けてこられているのではないかなと思います。
基本的にはテクニカルに比重を置いてチャートを見ています。
FXを始めた頃は、失敗の連続でしたが、その失敗のおかげでこのブログを書き続けられているのかなと思えば、過去の失敗もそんなに悪いことではなかったのかなと、最近は思えるようになってきました。
たまたま運が良かっただけだとも感じているので、FX初心者さんにはほどほどの失敗の方がいいだろうなあと考えると、こんな道しるべがあってもいいんじゃないかなと思っています。
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