S-TYPE_ZigZagをMT4に導入してみたいけれど、設定の手順がよく分からない。表示はできたものの、実際のチャートでどう見ればいいのか迷ってしまう。そんなFX初心者の方に向けて、この記事ではS-TYPE_ZigZagの基本的な役割から、MT4への導入方法、表示されないときの確認ポイント、押し目買いや戻り売りでの使い方まで、順番にわかりやすく解説します。
S-TYPE_ZigZagは、高値と安値の流れを見やすくし、相場の波を整理しながら判断しやすくしてくれる便利なインジケーターです。ただし、表示された線をそのまま売買サインのように使うのではなく、上位足の流れやローソク足の形と合わせて使うことが大切です。この記事では、初心者がつまずきやすいポイントも含めて、実際にどう活用すればよいのかを丁寧にまとめています。
感覚だけでチャートを見るのではなく、根拠を持って高値安値を確認したい方、MT4で使える無料インジをうまく活用したい方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
Contents
S-TYPE_ZigZagとは?まず知っておきたい基本
S-TYPE_ZigZagは、チャートの高値と安値を見やすくしながら、相場の大きな流れをつかみやすくしてくれるMT4用のインジケーターです。細かい値動きに振り回されず、どこで相場が折り返したのかを整理したいときに役立ちます。
FX初心者にとっては、押し目買いや戻り売りの候補を探しやすくなるのが大きなメリットです。ただし、表示された線だけで判断するのではなく、ローソク足や上位足の流れと合わせて使うことが大切です。
S-TYPE_ZigZagでわかること
S-TYPE_ZigZagは、チャートの細かい上下を全部追いかけるための道具ではありません。そうではなく、値動きの中で「いま市場がどこで大きく折り返したのか」「直近で意識されやすい高値と安値はどこか」を見やすくするためのインジケーターです。元ページでも、S-TYPE_ZigZagは大きな上下運動を捉えるために使うものとして紹介されています。
しかも、このインジは単にジグザグ線を出すだけではありません。元ページでは、色分けされたライン、頂点の価格表示、水平線、さらにトレンドラインまで表示できる点が強みとして挙げられています。つまり、初心者が「高値安値の位置」と「流れの向き」をひと目で整理しやすい作りです。
最初のうちは、完璧な売買サインを求めるよりも、「どこが山で、どこが谷なのか」を落ち着いて読めるようになることの方が大事です。S-TYPE_ZigZagは、その土台づくりに向いた道具と考えると使いやすくなります。
通常のZigZagと何が違うのか
一般的なZigZag系インジは、値動きの山と谷をつないで、波の形を見やすくするのが主な役目です。もちろんそれだけでも十分役立ちますが、初心者にとっては「線が出たけれど、次に何を見ればいいのか」が分かりにくいことがあります。
S-TYPE_ZigZagの良さは、その先の判断材料までまとめて見やすくしてくれるところです。配布元では「zigzagにトレンドラインを引いてくれる」インジとして公開され、元ページでも価格タグや水平線の表示が紹介されています。つまり、単なる波形確認より一歩進んで、「どこが意識されそうか」をチャート上で補助してくれるわけです。
初心者が迷いやすいのは、情報が多すぎるチャートです。S-TYPE_ZigZagは、山谷の整理を中心にしながら、必要な補助情報を同時に見せてくれるため、過剰にごちゃつきにくいのが魅力です。高機能なのに、使う目的を「押し目買い・戻り売りの候補を探すこと」にしぼると、かなり扱いやすくなります。
ラインの色と表示の意味
S-TYPE_ZigZagのラインは上昇傾向で青、下降傾向で赤、どちらでもない場面では黄で表示されます。さらに、確定すれば実線、確定前は破線で表示されるようだと紹介されています。ここは初心者ほど、なんとなく眺めるのではなく、意味を分けて理解しておくと使いやすくなります。
青や赤は、いまの波の方向感をざっくり整理するために役立ちます。ただし、色が変わったから即エントリーではありません。あくまで「波の向きが変わりそう」「流れが切り替わった可能性がある」という初期サインとして受け取るのが無難です。黄色は迷いがある場面と考えると、無理に飛びつきにくくなります。
実線と破線の考え方も同じです。確定前の表示は、あとから変わる前提で見ることが大切です。見た瞬間に決めつけるのではなく、ローソク足の動きや上位足の流れと合わせて読む。これだけで、早すぎる判断をかなり減らせます。
プライスタグの見方
S-TYPE_ZigZagの地味に便利な機能として、元ページでは上下の頂点に価格が表示される点が挙げられています。このプライスタグは、見た目以上に使い道があります。というのも、初心者がチャートを見ていると、「さっきの高値っていくらだっけ?」と値段を感覚でしか覚えられないことが多いからです。
価格が数値で見えていると、直近高値・直近安値を基準にした判断がしやすくなります。たとえば、押し目買いを考えるなら「前回の高値を超えられるのか」、戻り売りなら「前回安値を割り込めるのか」という見方に自然とつながります。感覚ではなく、数字で波を読む練習ができるわけです。
もうひとつ大きいのは、利確や損切りの候補を決めやすいことです。高値安値が数字で見えていれば、「どこを抜けたらシナリオが崩れるか」を決めやすくなります。エントリー精度だけでなく、出口の迷いを減らす意味でも、プライスタグはかなり実用的です。
初心者が最初に押さえるポイント
最初からS-TYPE_ZigZagを完璧に使いこなそうとしなくて大丈夫です。まず押さえたいのは三つだけです。ひとつ目は、波の大きな山谷を見る道具だということ。ふたつ目は、価格タグや水平線で節目を見やすくする道具だということ。三つ目は、単独で勝てる魔法のサインではないということです。
MT4の公式ヘルプでも、カスタムインジケーターは価格変化の分析を目的としたもので、取引そのものを行うためのものではないと説明されています。つまり、インジは判断を助ける補助輪です。最終判断は、チャート全体の流れや自分のルールと合わせて行う必要があります。
最初の段階では多機能を全部使う必要はありません。まずは高値安値、色の切り替わり、価格タグ。この三つだけでも、チャートの見え方はかなり変わります。
MT4へS-TYPE_ZigZagを導入する5手順
MT4へS-TYPE_ZigZagを導入する手順は、難しそうに見えて実はシンプルです。ファイルを正しい場所に入れて、MT4に認識させれば、チャート上で使えるようになります。
ここでは、FX初心者でも迷いにくいように、S-TYPE_ZigZagをMT4へ追加する流れを5つに分けてわかりやすく紹介します。表示されないときに確認したいポイントもあわせて押さえていきましょう。
導入前に準備しておくこと
導入前にやることは、意外とシンプルです。まずMT4が動く状態になっていること。次に、S-TYPE_ZigZagのファイルを手元に保存しておくこと。この二つです。MT4では、カスタムインジケーターはMQL4で作られたプログラムとして扱われ、あとから追加して使える仕組みになっています。
ここで覚えておきたいのは、MT4本体のインストール先と、実際にユーザーデータが保存される場所が別になっていることがある点です。公式ヘルプでも、データは専用の「Data Folder」に保存され、「Open Data Folder」から開けると説明されています。初心者がよくつまずくのは、WindowsのProgram Files側を探してしまうことです。
そのため、手作業でフォルダを探し回るより、MT4のメニューからデータフォルダを開くやり方がいちばん確実です。導入で迷ったら、まずこの考え方だけ覚えておけば十分です。焦って別の場所へ入れるより、公式の手順に沿って進めた方が早いです。
ファイルを保存する場所
S-TYPE_ZigZagのファイルを置く場所は、MT4のデータフォルダ内にある「MQL4\Indicators」です。MetaTrader 4の公式ヘルプでも、ユーザーデータの構造としてカスタムインジケーターは「MQL4\Indicators」に保存されると案内されています。インジを追加するときは、この場所を覚えておけばほぼ迷いません。
実際の手順は、MT4上部メニューの「File」から「Open Data Folder」を開き、その中の「MQL4」→「Indicators」へ進むだけです。ここに.ex4や.mq4のファイルを入れます。.ex4はそのまま使う実行ファイル、.mq4はソースファイルで、必要に応じてコンパイルが必要になることがあります。
フォルダの場所を毎回忘れそうなら、一度開いたデータフォルダをエクスプローラーのお気に入りに入れておくとかなり楽です。初心者ほど「どこに入れたか分からなくなった」が起こりやすいので、最初に整理しておくと後で困りません。
MT4へ追加する流れ
ファイルを「MQL4\Indicators」に入れたら、次はMT4側に認識させます。一般的には、MT4を再起動するか、ナビゲーターを更新すれば一覧に反映されます。導入記事でも、Indicatorsフォルダへコピーしたあと、再起動またはNavigatorのRefreshで表示される流れが案内されています。
もし手元のファイルが.mq4なら、MetaEditorでコンパイルが必要になる場合があります。公式ヘルプでは、カスタムインジケーターはMetaEditorで作成・編集でき、コンパイルすると実行用のEX4ファイルが作られると説明されています。配布ファイルが.ex4なら、この工程は基本的に不要です。
つまり、初心者向けに言うと流れはこれだけです。ダウンロードする、正しいフォルダへ入れる、MT4に認識させる。これで準備は終わりです。難しそうに見えても、やることは3段階しかありません。ここを落ち着いて進めれば、導入そのものはそこまで難しくありません。
チャートに表示する方法
MT4に追加されたインジは、Navigatorの「Custom Indicators」から使います。公式ヘルプでは、NavigatorはCtrl+Nでも開け、Accounts、Indicators、Expert Advisors、Custom Indicators、Scriptsの5グループがあると案内されています。S-TYPE_ZigZagも認識されれば、ここに表示される形です。
表示方法は簡単です。対象の通貨ペアと時間足のチャートを開き、Navigator内のS-TYPE_ZigZagをダブルクリックするか、右クリックして「Attach to a chart」を選ぶか、ドラッグ&ドロップします。公式ヘルプでも、この三つの方法でカスタムインジケーターをチャートへ適用できると説明されています。
表示したあとに設定ウィンドウが出たら、まずは初期設定で使って問題ありません。最初から細かいパラメータを触るより、表示の意味を覚える方が先です。色の変化、価格タグ、水平線がどう出るかを実際のチャートで見て、「何が見やすくなったか」を体感するのが近道です。
表示されないときの確認点
表示されないときは、慌てて入れ直す前に、原因を順番に潰していくのが大事です。まず確認したいのは、ファイルを入れた場所です。MQL4\Indicators以外に置いてしまうと、MT4は一覧に出してくれません。次に、Navigator側が更新されているか。再起動かRefreshをしていないと、追加直後は見えないことがあります。
それでも出ない場合は、ファイル形式を確認します。.mq4ならコンパイルエラーの可能性、.ex4なら配布ファイルそのものの問題や、対応していない環境の可能性があります。さらに、公式ヘルプでは一部のカスタムインジケーターはDLLの使用設定が関係する場合があると説明されています。必要なインジであれば、Tools→Optionsの設定確認も候補になります。
初心者は「表示されない=壊れている」と決めつけがちですが、実際は置き場所・更新忘れ・設定の三つで解決することが多いです。まずは深呼吸して、フォルダ、一覧、設定の順に見直してください。大半はここで片づきます。
S-TYPE_ZigZagの使い方を初心者向けに解説
S-TYPE_ZigZagは、ただ表示するだけではなく、相場の高値と安値を整理しながら使うことで見方がぐっとわかりやすくなります。特にFX初心者にとっては、押し目買いや戻り売りの候補を見つけるきっかけをつかみやすいのが大きな魅力です。
ここでは、S-TYPE_ZigZagを実際のチャートでどう見ればいいのか、どのように売買判断へつなげていくのかを、初心者向けにわかりやすく解説していきます。
高値と安値の見つけ方
S-TYPE_ZigZagを使う一番わかりやすい目的は、高値と安値を見つけやすくすることです。元ページでも、このインジは大きな上下運動を捉える役目があると説明されています。つまり、ローソク足一本ごとの細かいノイズではなく、相場がどこでしっかり折り返したのかを見るための道具です。
使い方のコツは、一本前の山や谷と比べることです。たとえば高値が前の高値を上回っているなら、上方向の力がまだ残っている可能性があります。逆に高値が切り下がり、安値も切り下がるなら、下方向を疑いやすくなります。ダウ理論を難しく考えすぎず、「高値安値が上がっているか、下がっているか」を確認するだけで十分です。
価格タグが付いているなら、感覚ではなく数値で比較できます。これが初心者にはかなり大きいです。見た目だけで「上がってそう」と判断するより、前回高値・前回安値との差を数字で見た方が、波の変化に気づきやすくなります。S-TYPE_ZigZagは、その最初の一歩をかなり助けてくれます。
押し目買いでの使い方
押し目買いでS-TYPE_ZigZagを使うときは、まず上位の流れが上かどうかを確認します。そのうえで、上昇の中で一度下がってきた場面を待ちます。元ページでも、S-TYPE_ZigZagは押し目買いや戻り売りのポイントに見当をつけるために使うのが第一だと書かれています。つまり、先回りの道具ではなく、候補を絞る道具です。
実際には、上昇の波が続いている中で、価格がいったん下げて、直近安値を崩さずに反発する場面を見ます。そのとき、S-TYPE_ZigZagの谷や価格タグが「どこまで下げたか」を整理してくれます。ここで大事なのは、谷が出た瞬間に飛びつかないことです。反発の形が出るまで待つ方が、失敗は減ります。
初心者ほど、押し目買いを「安くなったから買うこと」だと思いがちです。でも本当は、「上昇の流れが続く中で、一時的に調整した場所から再び上がるかを見ること」です。S-TYPE_ZigZagは、その“調整した場所”を見つけやすくしてくれる補助役として使うと、かなり素直に機能します。
戻り売りでの使い方
戻り売りも考え方は同じで、今度は下方向の流れの中で使います。下落が続いている場面で、価格がいったん戻してきたところを待ち、「ここからまた売りが入りそうか」を見るやり方です。S-TYPE_ZigZagは山と谷を整理してくれるので、どこまで戻したかがかなり見やすくなります。
見る場所は、直近の戻り高値です。前の山を超えられず、再び下を向きそうな場面なら、戻り売りの候補になります。価格タグが付いていれば、どの水準で戻りが止められたのかが分かりやすく、損切り位置も考えやすくなります。感覚で「そろそろ下がりそう」と考えるより、ずっと再現性があります。
ただし、売りは反発が強いと踏み上げられやすいので、焦って入らないことが大切です。S-TYPE_ZigZagの山が見えたとしても、すぐ売るのではなく、ローソク足の失速や下向きへの切り返しを確認してから検討する。これだけで無駄な飛び乗りをかなり減らせます。
エントリー判断での見方
S-TYPE_ZigZagは便利ですが、線が出た瞬間をそのままエントリーサインにするのは危険です。なぜなら、ZigZag系は最後のポイントがあとから動くことがあるからです。MQL5の技術記事でも、バー形成中は方向転換が取り消されることがあり、新しく付いたポイントを削除する処理が必要だと説明されています。
だから実戦では、「S-TYPE_ZigZagで候補を見つける → ローソク足で確認する」という順番が基本です。たとえば押し目買いなら、谷が見えたあとに陽線が強く出るか、直近の小さな高値を上抜くかを見る。戻り売りなら、山が見えたあとに陰線が続くか、小さな安値を下抜くかを見る。これなら、早すぎる飛び込みを減らせます。
要するに、S-TYPE_ZigZagは「場所を教えてくれる道具」です。入る合図を一発で出してくれる道具ではありません。この役割分担を理解して使うと、インジに振り回されにくくなります。初心者が勝ちやすくなるのは、派手なサインより、こういう地味な整理です。
利確と損切りの考え方
利確と損切りで迷う人ほど、S-TYPE_ZigZagの高値安値表示は役立ちます。理由は単純で、出口の候補をチャート上の節目から考えやすくなるからです。価格タグや水平線があると、「どこを抜けたら流れが変わったと考えるか」「どこまで伸びたら一度利益を確定するか」を、感情ではなく形で決めやすくなります。
損切りは、買いなら直近安値の少し下、売りなら直近高値の少し上という考え方が基本です。もちろん通貨ペアのボラティリティや時間足で調整は必要ですが、少なくとも“どこに置く根拠もない損切り”は減らせます。直近の波の外に置く、というだけでかなり筋が通ります。
利確は、前回高値・前回安値、または次の水平線候補を目安にすると分かりやすいです。全部を大きく狙うより、まずは「どこまで戻しやすいか」「どこで止まりやすいか」を見る方が初心者には現実的です。出口もチャートの構造で決める。この習慣を付けると、トレード全体がかなり安定します。
精度を上げるための見方と組み合わせ
S-TYPE_ZigZagは単体でも便利ですが、時間足の見方やほかの補助的なインジと組み合わせることで、より使いやすくなります。特にFX初心者は、ひとつの表示だけで判断するよりも、複数の視点で流れを確認することが大切です。
ここでは、S-TYPE_ZigZagの精度を高めるために意識したい見方と、相場判断に役立つ組み合わせ方をわかりやすく紹介していきます。
15分足を確認する理由
5分足をメインに見る初心者ほど、一つ上の15分足を最低でも確認することをお勧めします。これはとても大事です。5分足だけを見ていると、目の前の小さな反転が大きな流れに逆らっているのか、それとも流れに沿った押し目なのかが分かりにくいからです。
たとえば5分足で買いの形に見えても、15分足では大きな下落の戻りにすぎないことがあります。その場合、5分足での反発は伸びにくく、すぐに押し戻されることもあります。逆に15分足が上向きなら、5分足の押し目は伸びやすい場面になりやすいです。つまり、15分足は“地図”で、5分足は“入口”です。
S-TYPE_ZigZagは時間足ごとの高値安値を見やすくしてくれるので、この上位足確認と相性がいいです。5分足で迷ったら、15分足へ切り替えて山谷を見直す。それだけでも無駄な逆張りをかなり減らせます。初心者ほど、このひと手間が効きます。
5分足と上位足の使い分け
5分足と15分足は、どちらが正しいかではなく、役割が違います。5分足は細かいタイミングを見るのに向いていて、15分足は少し大きめの流れをつかむのに向いています。元ページでも、上位足の流れを予測できれば5分足で買いか売りかを判断しやすくなると説明されています。
使い分けの基本は、先に15分足を見ることです。上がりやすい地合いなのか、下がりやすい地合いなのかを先に決め、そのあとで5分足へ落として押し目や戻りを探します。この順番にするだけで、5分足だけを見ているときよりも、エントリーの方向がぶれにくくなります。
5分足をメインにしていると、どうしてもローソク足1本の強弱に振り回されます。でも15分足のS-TYPE_ZigZagで一段上の山谷を見ておけば、「いまの5分足の動きは大きな流れの中のどこか」が見えます。これが分かると、待てるようになります。実は、それがいちばん大きな改善です。
水平線と一緒に使うコツ
S-TYPE_ZigZagは水平線も表示できます。これはかなり実用的です。なぜなら、初心者は「山と谷は見えるけど、どこが意識される価格なのか」が曖昧になりやすいからです。水平線があると、過去の反転ポイントを価格帯として見やすくなります。
使い方のコツは、線を“絶対の壁”として見るのではなく、“反応しやすい帯”として見ることです。価格が水平線に近づいたから必ず反転する、というわけではありません。ただ、そこが意識されやすい場所だと分かっていれば、反発や抜けの確認に集中できます。これだけでも、闇雲なエントリーはかなり減ります。
S-TYPE_ZigZagの山谷表示と水平線を一緒に見ると、どの高値安値が実際に意識されているのかを整理しやすくなります。波だけを見るより、価格帯として残るので、利確や損切りにもつなげやすいです。初心者にとっては、線が増えるというより、“判断の軸が増える”感覚に近いです。
SEFC10と組み合わせる考え方
S-TYPE_ZigZagのプライスタグが表示されても、毎回そこで反転するとは限らない不安があるため、SEFC10との併用がおすすめです。SEFC10は相場の波の天井や底付近にラインを引いてくれる無料インジです。
この組み合わせの考え方はシンプルです。まずS-TYPE_ZigZagで「ここは候補かもしれない」と節目を見つける。そのあとSEFC10のラインが出てきたら、反転候補の信頼度を少し上げる。つまり、S-TYPE_ZigZagで場所を絞り、SEFC10で確認を足すイメージです。
ただし、SEFC10のハサミのようなマークはリペイントすると注意されています。ここは本当に大事で、マークが出た瞬間に飛びつかないことです。候補が重なったから有利になるのであって、確定ではありません。複数の根拠をそろえて、それでも最後はローソク足で確認する。この順番を守ると使いやすくなります。
FL11と組み合わせる考え方
FL11は、大きなマークが出たら流れが変わったと判断しやすく、押し目買いや戻り売りを狙うなら中くらいのマークの出現が候補になりやすいです。ここでも大事なのは、S-TYPE_ZigZagと役割を分けることです。
S-TYPE_ZigZagは波の節目を見せる道具、FL11は変化のサインを補助する道具、と考えると整理しやすいです。たとえばS-TYPE_ZigZagで山や谷を見つけ、その位置でFL11のマークが重なるなら、そこは注意深く観察する価値があります。節目と変化のサインが近い場所に出ると、候補としてはかなり見やすくなります。
ただし、場面によってはリペイントがあります。つまり、これも単体で決める道具ではありません。S-TYPE_ZigZag、FL11、ローソク足、時間足の流れ。この四つを並べて、無理のない場面だけを取る。初心者が守るべきなのは、派手なサインに飛びつかないことです。
使う前に知っておきたい注意点
S-TYPE_ZigZagを使うと高値と安値の流れが見やすくなりますが、便利だからこそ先に知っておきたい注意点もあります。特にFX初心者は、表示されたサインをそのまま信じすぎないことが大切です。
ここでは、S-TYPE_ZigZagを使う前に押さえておきたい基本的な注意点や、失敗を減らすために意識したいポイントをわかりやすくまとめていきます。
リペイントの考え方
ZigZag系インジを使うなら、リペイントの理解は避けて通れません。リペイントとは、いったん出た表示が、その後の値動きで動いたり消えたりすることです。MQL5の技術記事でも、バーが形成中のあいだは方向転換が起きても取り消されることがあり、新しく付いたポイントを消す処理が必要だと説明されています。
S-TYPE_ZigZagは確定前が破線、確定後が実線という見方ができます。これは初心者にとって大きなヒントです。つまり、確定前の表示は“まだ動くかもしれない情報”として扱うべきだということです。線が見えた瞬間に決めつけると、早すぎる売買になりやすくなります。
リペイントは悪ではありません。むしろ、相場がまだ決まり切っていないことを正直に表しているとも言えます。大事なのは、変わる可能性がある表示を、確定サインのように扱わないことです。S-TYPE_ZigZagは、先回りの道具ではなく、流れを整理する道具。この理解があるだけで、使い方はかなり安定します。
インジだけに頼らない重要性
MT4の公式ヘルプでは、カスタムインジケーターは価格変化の分析用であり、取引そのものをするためのものではないと説明されています。これはとても大事な考え方です。インジがチャートを見やすくしてくれても、最終的に買うか売るかを決めるのは自分です。
S-TYPE_ZigZagがあればそれで十分かといえばノーだといえます。つまり、便利ではあるけれど万能ではない、ということです。実際、どれだけ優れたインジでも、ニュースで急変した相場や、方向感がないレンジでのだましを完全に防ぐことはできません。
だからこそ大切なのは、インジを「答え」ではなく「整理役」として使うことです。どこが高値安値か、どこで反発しやすいか、いまの波が上か下か。その整理をしたうえで、時間足の流れやローソク足の形と合わせる。この一段落ち着いた見方が、結果的にいちばん強いです。
無料インジを増やしすぎないコツ
「無料インジはまるで星の数ほど存在している」「無料インジコレクターにならないように」というのが重要です。初心者ほど新しいインジを見つけるたびに「これなら勝てるかも」と感じやすいです。でも、増やしすぎると逆に判断が遅くなります。
チャートに線やサインが増えるほど、見えているようで見えなくなります。買いの根拠も売りの根拠も並んでしまい、結局どれを信じていいのか分からなくなるからです。しかも、後から入れたインジほど魅力的に見えるので、今のルールをすぐ崩したくなる。この流れはかなり危険です。
コツは簡単で、役割をかぶらせないことです。S-TYPE_ZigZagで波を見る。必要なら補助で一つだけ足す。まずはこれで十分です。高値安値を取る道具が三つも四つもある状態は、たいてい情報過多です。少ない道具を繰り返し使い込む方が、結局は早く上達します。
初心者がやりがちな失敗
初心者が一番やりがちな失敗は、S-TYPE_ZigZagの線やタグが出た瞬間に、「ここだ」と決めてしまうことです。けれど、元ページでも反転候補はあくまで見当であり、SEFC10やFL11などを併用して精度を高める考え方が示されています。つまり、最初から一発で当てにいく使い方ではないのです。
二つ目の失敗は、時間足を見ないことです。5分足だけ見ていると、きれいな反転に見えても、15分足ではただの戻りということがよくあります。元ページで15分足確認がすすめられているのは、そのズレを減らすためです。小さい足だけで売買すると、流れに逆らいやすくなります。
三つ目は、待てないことです。候補が見えた段階では、まだ準備中にすぎません。そこから本当に反発するのか、伸びるのか、失速するのかを見ずに飛び込むと、だましを拾いやすくなります。S-TYPE_ZigZagは“待つ場所を教える道具”として使う。これを覚えるだけで、失敗の質がかなり変わります。
練習を続けるためのチェック方法
練習を続けるなら、ただチャートを見るだけでは足りません。どの場面でS-TYPE_ZigZagの谷や山を候補にしたのか、そのあと実際にどう動いたのかを記録するのがおすすめです。買い候補、売り候補、見送った理由。この三つを書くだけでも、自分の弱点がかなり見えてきます。
MT4の公式ヘルプでは、Strategy Testerでインジケーターをビジュアル表示しながらテストできると説明されています。つまり、過去チャートを使って「この場面で自分ならどう見たか」を練習しやすい環境があります。リアルタイムだけで練習するより、場数を短期間で増やしやすいのが利点です。
チェック項目は多くなくて大丈夫です。上位足の方向、S-TYPE_ZigZagの山谷、価格タグの位置、入る前に待てたか。この四つだけでも十分です。練習は、知識を増やすことより、同じ基準で何度も見ることが大切です。続けるほど、チャートの見え方が少しずつ変わってきます。
まとめ
S-TYPE_ZigZagは、FX初心者がチャートの高値安値を整理し、押し目買いや戻り売りの候補を見つけやすくするための実用的なMT4用インジです。元ページでも、価格タグ、水平線、トレンドラインなどの補助機能が紹介されており、単なるジグザグ表示にとどまらない点が強みです。
導入は、MT4の「Open Data Folder」からMQL4\Indicatorsへファイルを入れ、NavigatorのCustom Indicatorsからチャートへ適用するのが基本です。表示されない場合も、置き場所、更新、設定の順で確認すれば、解決しやすいです。
使い方のコツは、S-TYPE_ZigZagを“答え”として使わないことです。高値安値の候補を見つけ、15分足などの上位足で流れを確認し、必要ならSEFC10やFL11のような補助と合わせて精度を上げる。最後はローソク足で確認する。この順番で使うと、初心者でもかなり扱いやすくなります。
S-TYPE_ZigZagをMT4に導入して使いこなすには、インジケーター単体の知識だけでなく、相場の見方や取引の基本もあわせて身につけることが大切です。これからFXを基礎からしっかり学びたい方は、あわせてfx初心者の為のfxの始め方もチェックしてみてください。
投稿者プロフィール
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plankam ぷらんかむ
FX歴は、ざっと10年くらいでしょうか、コツコツと続けてきています。
もともと政治や経済のことが好きで、FXへの興味もあったので続けてこられているのではないかなと思います。
基本的にはテクニカルに比重を置いてチャートを見ています。
FXを始めた頃は、失敗の連続でしたが、その失敗のおかげでこのブログを書き続けられているのかなと思えば、過去の失敗もそんなに悪いことではなかったのかなと、最近は思えるようになってきました。
たまたま運が良かっただけだとも感じているので、FX初心者さんにはほどほどの失敗の方がいいだろうなあと考えると、こんな道しるべがあってもいいんじゃないかなと思っています。
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