FX初心者の方がネットで情報を集め始めると、まず目に入ってくるのが「インジケーター」という言葉ではないでしょうか。最初は横文字が多くて難しそうに感じますし、「自分にはまだ早いのでは…」とためらってしまう気持ちも自然です。その中でも「ピボット」や「フィボナッチ」といった言葉は、特に馴染みがなく、なんだか数学的で取っつきにくい印象を受けるかもしれません。ですが、実際に仕組みを知り、慣れて使いこなせるようになると、相場を読み解くための心強い味方になってくれるのです。
「フィボナッチってよく聞くけど、一体どんなものなの?」そんな疑問を抱えている方も少なくないでしょう。最初に耳にしたときには、専門家だけが使う高度なテクニックのように思えてしまうかもしれません。しかし、実はその本質はシンプルで、自然界のリズムや比率に由来した考え方をチャートに応用したもの。つまり、特別に難しいものではなく、むしろ多くのトレーダーが頼りにしている基本ツールの一つなんです。
もちろん、数字や計算が出てくると不安になる気持ちもよくわかります。ですが心配はいりません。今の時代はとても便利で、無料や有料を問わず、自動でフィボナッチを引いてくれるインジケーターが数多く存在します。仕組みさえ理解してしまえば、難しい計算を自分でする必要はなく、実際のトレードでは「どう使うのか」「どこで役立つのか」を意識するだけで十分なのです。
ここで大切なのは「攻略しよう」という姿勢です。FX初心者のうちは「自分にはまだ早い」「もっと基礎を学んでから」と後回しにしてしまいがちですが、実は早い段階からフィボナッチに触れて慣れておくことで、その後の成長スピードがぐっと上がります。避けて通るのではなく、「便利な補助ツール」として軽い気持ちで触れてみることが、将来の自信につながっていくのです。
とはいえ、ここで大切な注意点があります。フィボナッチは確かに強力で有効なインジケーターですが、万能ではありません。急なビッグニュースや予想外の経済指標が飛び込んでくると、市場は一瞬で大きく動き、どんなラインも役に立たなくなることがあります。つまり「絶対に当たる魔法のツール」ではないということです。だからこそ、過信せず「相場を読むための目安」としてバランスよく使うことが大切になります。
この記事では、そんなフィボナッチの基本を「FX初心者が無理なく理解できるように」という視点で解説していきます。なぜ多くのトレーダーが利用しているのか、その使い方のコツは何なのか、そして実際の相場でどう役立つのか。難しい理屈や細かい計算を省きつつ、インジケーターをうまく使って攻略していくイメージを持てるようにまとめました。
まずは「知ること」から始めてみましょう。そして少しずつ使い慣れることで、「なんだ、思ったよりシンプルで役立つじゃないか」と感じられるはずです。ピボットやフィボナッチといったインジケーターは、FX初心者がステップアップするための大切なきっかけになってくれる存在です。この記事を読み終えたころには、きっとあなたも「避けるより慣れた方が断然お得だ」と思えるようになるでしょう。
フィボナッチとは
フィボナッチって何だろうとか、ちょっと気になって検索するとフィボナッチ・リトレースメントとかフィボナッチ級数なんていうワードがたくさん出てくると思います。
もともと、イタリアの数学者のレオナルド・フィボナッチさんが研究したフィボナッチ級数のことをいうそうなのですが、このフィボナッチ級数とは何だかめっちゃ面倒くさいというかよくわからんです。
フィボナッチ級数って、ウサギの出生率がどうのこうの、連続する2つの数の和はなんちゃらかんちゃら、どの数も上位の数に対して0.618なんちゃらかんちゃら、どの数も2つ上位の数に対しては0.382なんちゃらかんちゃらって感じでなんです。
一応チェックしておいた方がいいとは思いますが、要は0.618と0.382が重要ってことなんです。
そして、フィボナッチ・リトレースメント。
フィボナッチって61.8パーセントや38.2パーセントがどうやらポイントで、ではリトレースメントとはなんぞやなんですが、リトレースメントとは引き返すとか後戻りするという意味なんです。
なんとなくわかってきたんじゃないでしょうか。
そう、61.8%や38.2%でローソク足が跳ね返される確率が上がるというわけなんです。
あくまでも確率なんですけどね。
その時の状況次第でという条件付きなんです。
それでも多くのトレーダーさん達が意識している所には違いないわけで、これはfx初心者でもスルーするわけにはいきませんね。
フィボナッチの使い方
ここからは、mt4を使うということを前提で書いていきます。
どうしてかというと、国内のfx業者さんのチャートでフィボナッチを使ったことがないからです。
ノウハウやインジを結構使っているのでmt4ありきなんですね。
なので正直mt4でも上手にフィボナッチを使いこなせるかというとかなり疑問です。
目的はmt4を使いこなすことではないのでドンマイなんです。
では、使い方の説明です。
mt4ではこのフィボナッチというのは標準装備されているんですね。

今回もお勧めランキングの今までになかった!?絶妙なタイミングを教えてくれるインジケーターのmt4のチャートで説明していきます。
mt4の上部のメニューバーの挿入をクリックするとフィボナッチがあるので、リトレースメントを選択。
もしくは、上から3段目のツールバーのちっちゃくFと書いてあるところをクリック。
そうすると、カーソルがプラスのマークと横線が並んだものに変わります。
やっぱやめたと思ったら、同じ上から3段目のツールバーの左端の矢印のボタンをクリックすれば元に戻ります。
そうそう、フィボナッチはフィボという風にも呼ばれています。
今までになかった!?絶妙なタイミングを教えてくれるインジケーターのチャートには有料のオートフィボEXというインジを入れていますが、今回は説明のために一時消しちゃいます。

この画像では先ほどエントリーチャンスの黄色丸に星印が出ている104.155にプラスマークと横線が並んだカーソルをもっていってクリックして、でも指を離さないでそのまま今回は直近の最安値の103.930のところまでカーソルを持ってきました。
赤い破線が下に出ているのがわかりますか?
適当に基点から右下の適当な所(103.930の所)に今回はフィボナッチ・リトレースメントを引いてみました。
すると水平線が現れて、100%から0%まで数字があるのがわかると思います。
これがよく言われるフィボっていうやつなんです。
これをやっている間に直近の高値を更新しちゃいましたけどね。
ということは、104.155にカーソルをもっていったのは間違いだったようですね。
間違いだった場合、消さなきゃですね。
消すときは、カーソルを赤い破線の上に持ってきてダブルクリックしてください。
赤い破線上に小さな四角いマークが現れます。
現れたらもう一度赤い破線を今度は右クリックすると、Fibo プロパティと書かれた窓が出てくるので、上から3段目の削除をクリックすると消すことができます。
フィボナッチで重要なのは2つあって、ひとつは先ほどの61.8%と38.2%、それに50%と23.6%も結構重要です。
もうひとつは、どこに基準を持ってくるのかということなんです。
ポイントは、より多くのトレーダーさん達が注目しているポイントでフィボナッチ・リトレースメントを引くことなんです。
個人的な意見なんですが、そんなの無理と思いました。
なので、有料のインジを購入しました。
お勧めのフィボナッチ系インジ(有料&無料)
フィボナッチを正確に引くことは早い段階で諦めました。
そして考えたのは、無料インジでいいのはないかなということでした。
それで当時は結構時間を割いて探しましたね。
そうしたら出てくる出てくる、実にいろいろなフィボナッチ系のインジが出てくるのです。
どちらかというと無料インジが多いかなという印象だったと思います。
それでさらに迷ってしまって、インジ選びにかなり時間がかかってしまったのを覚えています。
結局最後は有料インジのAuto Fibo EXに落ち着いたのですが、それまでにいくつも無料インジを試しました。
最初はFiboという無料インジだったと思います。
当時は見方も使い方もわからない時だったし、何より役に立つのと少し懐疑的でもありました。
少しでも機能していないなあと感じたら他のを探してみるの繰り返しでした。
ジグザグを利用したものややたらと線が出るやつ、サポレジがついたやつ、トレンド分析系なんかもあったなあ。
現在使用している有料インジが満足いっているのかというと、実はそうでもなく、まあお金出したしこれでいいかなあというレベルなんです。
機能はいいと思いますし、値段もお手頃価格だった。
まだベストな設定が見つかっていない感じではありますが、とりあえず参考になっているとは思います。
他のチャートもあるのでそれらと比べて判断しているのが現状なんですけどね。
でもfx初心者は経験はしておいた方がいいと思います。
検索ワードは、mt4 フィボナッチ インジケーターでたくさん出てくると思います。
おすすめのサイト:MT4インディケーター貯蔵庫
ピボットもついでに
似たような感じでピボットというものもあります。
中身は全然違うものなので本来は別でちゃんと説明すべきなんでしょうが、ピボットについて説明できるほど詳しくはないのでついでにサクッと説明します。
ピボットの方が信頼しているかな。
ピボットは、(前日高値+安値+終値)÷3で出した値で、結構このピボットで跳ね返される確率は高いんじゃないかなと感じています。
それからピボットを中心にサポレジラインを算出します。
まあこれもインジを使っているのでよくわかっていないんですけどね。
今までになかった!?絶妙なタイミングを教えてくれるインジケーターには最初からピボットラインや他のラインを表示してくれているので、よくわからないまま現在に至っています。
無視できないラインということだけはわかっています。
サポレジはパラダイムトレーダーfxのサポレジがあるのでそれを見ています。
前日の終値や今日に始値も重要だということもわかりました。
順位をつけるとすればピボットの方が上だとは思いますが、どちらもチェックはしておいた方がいいと思います。
どちらもネットで検索すればたくさんヒットするということはそれだけ需要があるということだと思うのである程度はfx初心者もフィボナッチを攻略しておいた方がいいと思います。
攻略といってもいいインジを導入位でいいと思いますけどね。
まとめ
フィボナッチはとても重要ではあるのだけれども、理解するには時間が必要なので、とりあえずは61.8%、38.2%、50%、23.6%は反発する可能性が高いということを覚えておいてください。
ですが、自分でフィボナッチを描こうとすると正確なトレースの可能性は高くない可能性があるので、慣れるまではインジケーターを使った方がいいのではないかと思います。
より多くの人が注目しているフィボナッチ・リトレースメントが重要なので正確なフィボナッチでなければ意味がない。
フィボナッチと共にピボットも重要。
ある程度はfx初心者もフィボナッチを攻略しておいた方が、チャート分析に役に立つので損をしない可能性が高くなる。
fx初心者は勝つことを意識することよりも負けないこと、または上手に負ける事(損切りを必ず入れる)を意識した方がいいのではないかと思います。
関連記事:fx初心者の為のfxの始め方
投稿者プロフィール
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plankam ぷらんかむ
FX歴は、ざっと10年くらいでしょうか、コツコツと続けてきています。
もともと政治や経済のことが好きで、FXへの興味もあったので続けてこられているのではないかなと思います。
基本的にはテクニカルに比重を置いてチャートを見ています。
FXを始めた頃は、失敗の連続でしたが、その失敗のおかげでこのブログを書き続けられているのかなと思えば、過去の失敗もそんなに悪いことではなかったのかなと、最近は思えるようになってきました。
たまたま運が良かっただけだとも感じているので、FX初心者さんにはほどほどの失敗の方がいいだろうなあと考えると、こんな道しるべがあってもいいんじゃないかなと思っています。
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